LIFE!のレビュー・感想・評価
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え、あれ、マーニー?
「LIFE」誌の膨大な写真をことごとく下手クソな使い方で無駄遣いし、しまいにゃ、あのネガに何が写っていたのかを見せてしまう粋のなさにガックリ。
この主人公に何一つ共感をえることができないのは、この男、カメラマンに絶対の信頼を得られているような仕事っぷりをちゃんとしみせていないんだもん。
個人的に最大ガックリは、ボウイの「SPACE ODDITY」があんなシーンで使われるなんて、ああ。。
使い方は悪役のほうが正しい。
それがずっと頭にあり、主人公の妄想と現実の見せ方も変に感じ、極端な話、妄想にずっと浸っていれば、ある時、強くなれるよ、みたいな見せ方に見えてくる。
そりゃ、仕方ねえだろ~
ラストのごくごく自然な手と手が繋がれるシーンは結構イイけどね。
もう1度スクリーンで観たい
7年前は作品のよさが分からなくて
リベンジするつもりで観ました
なんで分からなかったのかが、わかりました
仕事ってなんなのか
人と働くってどういうことか
当時の私は何も分かってなかったから
この作品の良さが分からなかったんだと思います
気持ちのいい映画を観たなと思いました
ネガの場所を知るためにカメラマンを探す
その目的、強い意志があれば多少の危険を冒しても
人って一歩踏み出せるし、踏み出し方が分かると
歩くだけじゃなく駆け抜ける事が出来てしまう
ウォルターに勇気を貰いました
写真や動画で記録していく世の中ですが
カメラに邪魔されたくない
心に刻みたい光景ってあるし
その光景って幸せな瞬間だなと思います
LIFEの最終号の表紙
これがLIFEの真髄
粋だな〜
でも本当に、これがLIFEの真髄
仕事をする上で大切なこと
仲間に対して尊敬し感謝すること
自分の仕事に誇りを持つこと
そうでなきゃいい仕事はできない
代わり映えしない毎日でも意味がある
人生と同じ!
映像美しかったな〜
遠出するとき不安から
いつも荷物いっぱいになってしまいますが
あんなに必要なかったのかなと思いました
身軽な格好で旅したくなりました
スケボーで坂道走ってみたいな
私も昔から妄想する癖があるので
想像力殺さない程度に抑えていきたいです
白昼夢?
吹替で観たら主人公、関西弁でしゃべってた…外国人なのに
関西弁で喋らなくても面白いニュアンスは出せると思うんだけどなあ
白昼夢というよりかは妄想なわけだけど、境目がわかりにくかった
スケボーはホントに出来るんですね…
財布の中って、新品なら見るけどなあ
貰ったものなら特に構造とか気になって見ちゃうからそこら辺ちょい不自然かなあと思ったけど、ラストシーンのお母さんの"財布確保してましたー"はGJですね
すてきな『ぼんやり』の時間
基になった『虹を掴む男』はみていません。
世界的に有名な『LIFE』誌、読んだことはないが、何度も書店等で見かけたことがあった。確かに意識したことはないが表紙はスタイリッシュというかメッセージ性が高いフォトが選ばれていたような気がする。
今作はそのネガが見つからずに右往左往する主人公のお話。
冒頭の冴えない、引っ込み思案の描写なども面白いが、しばらくの間はモノクロのような配色のシーンが続いていた(着ている服や家具等も統一感があった)しかし途中から本当に世界中の美しさが次々に映し出され、これでもかと自然の美しさ等をみせつけてくれる。
他の方も絶賛していた洋楽は全くわからないので、聞き流していたが楽しめる人には良い選曲だったのだろう。
主人公のウォルターは妄想癖(ぼんやり)が多く、このぼんやりは途中で「ちょっとしんどいかなw」と感じていたが、誰も傷つけず、一時的に自分の脳内に飛んでいくような手法は共感できる部分などもあり効果的であった。(途中からは妄想を現実がぶっ飛んでいくw)
引っ込み思案で仕事もダメって感じかと思ったが、仕事は実直に行い、芯もしっかりとしている人物像は日本人の多くが共感できるだろうし、途中からはネガの行方どころかウォルター自身の行く先が少しずつ気になっていた。あとスケボーウマすぎw
作品の中で嫌なヤツはでてこず(再編担当のテッドも最後の最後には、、)また人生のワンシーンが1枚、1枚がフォトなんだと暗示しているのか?とも感じ取られた。
ショーンのあえてシャッターは切らないと言うセリフも非常に納得がいった。
そして笑いのセンスもさすがと言わせる内容でニヤニヤしながら見入ってしまった。
そして出会い系みたいな(Eなんちゃらw)のトッドにも毎回笑ってしまった。
まさか出てくるとは、しかもカスタマーの人間でしょ?wどこまで仲良くなるのよw
途中までは少しダラダラしてしまう部分もあったが、途中からラストに向けての流れが秀逸でウォルターとシェリルの仲もついつい応援してしまう。
ラストは非常に素敵であり、勇気を貰える作品であった。
ウォルターのぼんやりも少しずつ減っていくだろう。
美しい景色とBGMを愉しむ映画
窓際部署で働く、しょぼくれた中年男性。彼には厨二病的な妄想癖があった。までが前編の前振り。ある日雑誌LIFEの廃刊が決まり、最終号の表紙を飾るフィルムを求め、写真家を探す旅に出て成長していく。旅で訪れる世界中の美しい景色、オシャレなBGMが魅力。人間いつからでも成長する事が出来る」がタイトルLIFE!に込められたメッセージかな。
過去鑑賞
アイスランドには雄大な自然の残っているんですね。
ウォルターはスケボーで駆け抜けていましたが、自分もバイクで走ってみたくなりました(≧▽≦)
最初はウォルターの空想が厨二病的な妄想に思えて馴染めなかったのですが、ウォルターがショーンを探しに旅立ってからは良かったです。
ラストは想像通りでしたが、やっぱり感動しましたし、シェリルと手を繋ぐ終わり方は胸にくる物がありましたよね。
倦んだ日常から脱け出して、旅に出たくなる作品でした。
それにしても、ショーン・ペン格好良いですね。
いつになったら
ショーンがショーンペンであると言う事実にいつ出会えるのか?と思いながら観ているとようやく映画終盤に差し掛かっていると言う。とっても不思議な魅力を持った映画。ちょうど僕はこの映画を見る前に久々、「チャンス」を観ようかな。と思ってたのだが、別の流れで本作が目の前に。さっと手を伸ばし観れたことに感謝だ。
人間はイマジネーション。想像の中で生きている◎
全ては自らの想像故に。
有難い出逢いに感謝^_−☆
スッキリできた
内気であったり、妄想癖があったりと自分と共感できる部分がとても多く、自分にとってはとても濃い内容の作品だった。
ほんの一瞬だがショーンオコンネルのシーンとセリフは、忘れていた何か大事なものを気づかせてくれたようなそんな気がした。カメラを通してではなく、自らでその瞬間を目に焼き付け、楽しむ。何でも写真を撮って「記録」をする今の世の中には伝えるべき内容ではないかと思った。
劇中の社スローガンにもあったが、とにかく何でも行動して経験することが大事。当たり前のことだが、この映画と出会ってその事を再確認できた、それが若いうちで本当によかったかな笑
失敗なんて気にするな
"そんなものは額に入れて飾っておけ"
時間おいてもう一度観直してみたい
ベン・スティラーが大好きなのでいつか見たいと思っていてやっと(^o^)
う~ん??
でも、今までのベンの作品の中で一番????っていう感じ?
結局よくわからなくて、あやののコメント見て納得www
確かに、最後には顔つきも変わってたし、妄想もなくなっていた…
でも、期待しすぎたかなぁー
また時間を置いて観てみたいかな。
ベン・スティラー色が鼻につく
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』のスタジオが贈る感動のヒューマン・アドベンチャー、人生を変える、壮大な旅が始まる!というのが、この映画のキャッチコピーである。思わず真面目な感動作かと見たくなるではないか。ところがどっこい監督主演のベン・スティラーが前面に出た自己PR映画なのである。
駄目中年が冒険に出て自分を発見するというプロットは良いのだが
随時挿入される妄想シーンは「ナイト・ミュージアム」ではないのだから全く必要性がない、便乗商法の臭いすらする。社内の壁の表紙写真のジョン・グレン宇宙飛行士も顔だけベン・スティラーに嵌めかえられている。そうまでして笑いを取りたいのか?
作り方次第で良くできたのに悪趣味でぶち壊した。特にベン・スティラーがコメディアンだからといって吹替えが岡村隆史で棒読みの関西弁とはどういうセンスか!あまりの安直さ、スタッフには恐怖さえ覚える。実際のLIFEの最終号はJFKの胸像写真だったがまたもやベン・スティラー。星なし。
風景がとても綺麗で行ってみたくなった
曲ともマッチしていて雰囲気がいい
世界を見よう お互いを知ろう それが人生(LIFE)の目的だから
彼を追っていたのがいつの間にか自分の人生を見直していた
ピアノの傷は凄く驚いた
はじめ別のピアノかと思っていたら傷が同じ位置にあっておお!!ってなった
手がかりを見つけて日記調に物語が進んでいくシーンからは楽しそうだった
世界を見よう
雑誌「LIFE!」の最後の表紙の写真を求めて
主人公が旅をするというストーリー。
主人公は仕事はしっかりこなすが、日々妄想癖の耐えない中年男性。
だが、旅の中での出会いや困難を乗り越えていくうちに逞しくなっていく。
随所に散りばめられた美しい風景と、笑わせてくれるパロディーシーンなどは観た人の心を掴んでくれるはず。
長い旅の末、最後の雑誌の表紙を飾ったのは何の写真なのか?
それはラストで明かされる。
本作の至るところで見受けられる標語
「世界を見よう お互いを知ろう それが人生の目的だから」
観た人はこの意味を理解出来るはずだ。
人はどこかに必ず認めてくれる人がいる。
狭い世界に閉じこもっていないで、思い切って広い世界に飛び出そう。
そう思わせてくれる力がこの映画にはある。
冒険したくなる!
妄想してばっかりの主人公。LIFE誌のネガ管理~現像を25年間担当しているが、会社が買収されたせいでLIFE誌は電子化、実質廃刊。しかも最終刊を飾るはずのネガを無くしてしまった。ネガを貰うため、LIFE誌お抱えの写真家、ショーンを探しに行くという話。
面白かった!妄想ばっかりで、冒険とは無縁の主人公が、一念発起、まさに一世一代の旅に出る。
「旅に出よう。もっと近づこう。お互いを理解しよう。それが人生の目的だから」。良い言葉!
主人公がドンドン逞しくなる姿に感動。広い世界に出るって素晴らしいことだなって再認識。
ヒマラヤでショーンを見つけて、一緒に雪ヒョウを見て、そこの掛け合いが素敵。本当に感動するものは写真に残さない。自分の目で見ていたい。わかる気がする。そのあとに、現地の子供達とサッカーする景色も素敵。無くしたネガのことを「LIFE誌の真髄」と言ってたから、このなんとも言えん感動が真髄なのかな~と思った。
んだけど、結局最後はネガが見つかって、その中身もしっかり見せてくれた。LIFE誌の真髄が、主人公が仕事をする姿なのかあ。そこだけイマイチだと思った!人生の真髄なんて各々が見つければいいし、変に答えを見せてほしくなかったな。
それでも面白かった。前向いて進みたいときに見たい映画。
あ、この映画は絶対に字幕で見た方がいい。岡村の声も雰囲気合わないし、関西弁とか意味わからんし。。。
homage to LIFE
17歳で父親を失い、その2日後にはバイトを始めて家計を支えてきた主人公Walter。通帳と睨めっこし、高齢の母親と女優の夢を追いかける妹の生活の面倒をみています。度々ぶっ飛んだ妄想に耽ける彼ですが、父親の死以来、恐らく夢を諦め、家族のため地道に働かなければならなかったからだと思いました。
LIFE magazineの専属カメラマンSeanは世界中を駆け巡り、正に人生の一瞬一瞬を謳歌している人。一方、ネガ管理を仕事とするWalterは、Seanの写真を通してでしか世界を見ていませんでした。最後まで直接会うことがなかった彼らですが、仕事への熱意と誠意を通して信頼し合っていた二人の対比が良かったです。
最後の表紙を飾るモデルは何も幻の生物ではない。生きるために精勤する人々の人生も立派で美しい。「美しいものは注目を求めない」と語るSeanの言葉と重なります。
生産性や効率化を重視するあまり、見失うものは計り知れない。よく扱われるテーマですが、LIFE magazineに恥じることのない素晴らしい風景を舞台に、社の理念をひとつひとつ体験していくWalterの変化は観客の目にも明らかです。Ben Stiller流のお笑いノリで進むので、まさかの妄想オチか?と心配になるくらいの冒険でした。
メッセージが映り込んだ背景や音楽も良かったです。
挑戦は大事。必要なのは少しの勇気?仕事への情熱をほんの少し冒険に注いでみますか?
"The Quintessence of Life"
"To see the world, things dangerous to come to,
to see behind the walls, to draw closer,
to find each other and to feel.
That is the Purpose of Life."
"Beautiful things don't ask for attention."
"If I like the moment... personally, I don't like to have the distraction of camera. I just wanna stay in it... yeah right there, right here."
また観たくなる映画
ハラハラドキドキも無いけど、ここまで観終わった後に、何もしてないのに達成感のような何かを得られる映画は他に無いと思う。
オチもとても良かった。
最初に主人公が空想しているような非日常に、彼自身の変化で実際にそこに入り込んでいく様な感じが良い。(非日常と言ってもファンタジー映画では無いので限度がありますが笑)
悩み事があったり 行き詰っている人は、自分探しの旅と言って山でも登ろうとする前にこの映画を見た方が良いと思います笑。
きっとエベレストに登りたくなる そんな映画。
単調な映画
冴えない主人公が、①シェリルを意識②ショーンの25番ネガを探すという2つのきっかけから、様々なワイルドな経験をし、男らしいクールな男性になっていく。表面上は変わったけれど、主人公はLIFE!を信じ愛し信念を持って働いてきた。25番のネガは主人公の写真であり、それが真髄であった。
みんな、それぞれが自分の仕事に誇りを持ち、それを評価する人はどこかにいる。そう信じて、前を向いて人生楽しもう!
いまいち
大手雑誌企業の隅っこで働いている平凡で地味で妄想逃避癖のある主人公が、ある出来事をきっかけに成長するサクセスストーリー。
ほとんど感動できなかった。話の展開が読める?というか、こーなるんだろうなーと思ったことがそのまま起こるので、ああやっぱり的なガッカリ感が。財布のチェック不足然り、元・旦那との下り然り。流れが雑だし、ご都合主義が行き過ぎていたような…。
ただ映像はすごく凝っていて、これぞ映画ならではの醍醐味だと思いました。それがこの作品の面白さに直結してるかと言うとどうなんでしょうか。でも「旅」ってこういうもんだよね?視野が広がるよね?感は良い意味で伝わってきました。
なんというか、「LIFE」というテーマも分かるし、ラストのオチも理解出来るのですが単純に話が詰まらなかったです。
また時間をおいてから観たいと思います。
記録より記憶、清らかな気持ちになる!
画面に出ると人を穏やかな気持ちにさせてくれる俳優ベン・スティラー。
今作はベン・スティラー監督作品ということで、作品そのものに彼の人となりが表れていたと思います。
映し出される沢山の美しい景色、自然の雄大さに向き合うショーンの背中、情けない自分でもスポットライトを浴びてみたいと思う本音etc...
一つ一つの映像が美しく、ワクワクしました。
正直、最初はダレましたが中盤からの巻き返しがすごかった!
ショーンがユキヒョウのシャッターを切らずにただ観ていた気持ち、元バッグパッカーとしては深く共感します。
自分にしか分からないけど、その瞬間に感じた気持ちや空気や感触は何年たっても自分の頭の隅に輝かしい人生の一部として残ります。
その悦びを知っているからこそ、被写体を美しく撮れるものです。
被写体を素晴らしい一枚として瞬間を切り撮るのも、そこが全てだと思います。
最後の表紙、最高でした!
何気ない単調な日々の瞬間が人生の"真髄"とは、勇気をもらえました!
そして、普段は気にも止めないで過ぎゆく小さなことが人生全てに意味があった、と。
若い人には分からないだろうな、この映画の良さが。
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