LIFE!のレビュー・感想・評価
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言いたいことはわかる。ただ深さがない。
「一歩を踏み出せ」と言いたいことはわかるし、一応伝わってはきた。ただ映画作品としては全体的にまとまりに欠け、深さも足りない。とにかく脚本がいまいちだ。
「写真家のショーンは実は自分自身だった」なんてひねりがあればまだ面白かったのだが。。。
今ひとつしっくりこなかった やりたいことが優先されすぎて細かいとこ...
今ひとつしっくりこなかった
やりたいことが優先されすぎて細かいところが甘く没入できなかった
一番は時間の進み方が早いのか遅いのか観ててもわからず、移動して色んな事が起きて移動して考えて行動して〜にしては時間が全然進んでない
冒険したいのか恋がしたいのか割り切れてない感
冒険というよりはおもっくそ仕事ではあるし
仕事もこいつそんなに褒められるほどのことしてるのかだいぶふんわりしてる
おっさんが冒険して恋をするが主軸だったのに対してストーリーが追っ付いてきてない
空想部分が多いし長いし重要性もないやりたかっただけ感
観ててまったりはできたので気を落ち着かせるにはいい映画だった
自然と変わっていく
自分を変えようとか今のままじゃいけないなとか色々思ったりするけどきっと、主人公がネガを探しているうちに自然と自分の諸々が変わっていったように変わるときは自然と変わっていくと思う。
ただその変化に身を任せる事ができる人は少ない気がする。
この作品の真髄は。
ラスト、そこに至る過程があるからこそ心に響くものがあった。
それは人生であり、生きる意味だ。
荒唐無稽で、映像は美しい。話は王道なのだが誰しもが思う「自分の人生はこれでいいのか?」という気持ちを少しだけ前向きに後押ししてくれる作品。
それは別に「現状を変えろ」とか「世界は飛び出せ」みたいな情熱だけの薄っぺらなものではなく、一つの提案であり、振り返ってみるのもいいのかもねというメッセージになっているところが美しい。
最終号の表紙で"今までの自分"も肯定してくれるところも親切で、感動した。
映画とはかくあるべき、の一つの形を観た気がした。
主演のベン・スティラーはハマっているし、コメディの人だからこそ堅くなりすぎずテンプレ味の溢れたものにならず観やすい。
主人公の声優が凶悪すぎる
2010年前後は有名タレントが声優業界にこぞって参入し暴威を振るっていた頃です。凶悪すぎる。主人公を99の岡村隆史がやってるんですが、ひどすぎて話にならない。岡村隆史が声優なので是非映画を見てみたいですとか、岡村隆史がやることで注目度が上がるとかおもってる奴がいたんでしょうか。頭悪すぎる。他にも女性声優ですごい下手なのがチラホラいた。
イライラしたい人向けの映画です。
経験が人を魅力的にする
笑えて、かつ生き方について考えさせられる良い映画だった。
主人公のウォルターは冴えない男で空想ばかりしている。パートナー探しのwebサイトに登録していても体験談の一つも書けない。そんな男がグリーンランド、アイスランドに行って、危険な目に遭うのも含んだ様々な経験をすることで、人間としての魅力が備わっていく。様々な経験を積んだウォルターは、もはやかつての空想ばかりしている冴えないウォルターでは無い。
人を魅力的にするのは、どれだけの経験を積めるかにかかっていると思える映画。だからこそ、行動を起こして様々な経験を積んでいくことが大事なのだ。実は、私が映画を観るのも、こうやってレビューを書くのも、ここで言う行動の一環でもある。様々な経験を積めば積むほど世界は広がる。
最終刊
あのLIFEの最後の表紙の写真がやっぱり、この作品の肝なんだ、と思って妄想部分いらない、景色綺麗、と思いつつ観ていました。えっ、あんなところまで行っている、スケボー上手い、と驚いているうちに最後の写真。半分予想していた気もするけれど、色々あって最後この写真だから、人気があるのがわかりました。エンドロールもたっぷりと写真が使われていて写真誌のプライドを見せたのかな。
The Secret Life of Walter Mitty
The life is not just to survive.
To have experience like you can fill up ' been there done that '.
旅の力
To see the world ,
Things dangerous to come to,
To see behind the wall,
To draw closer,
To find each other and to feel.
That is the purpose of life.
世界を見よう、
危険でも立ち向かおう
壁の裏側を覗こう、
お互いを知ろう、
それが人生の目的だから。
この映画の主人公も『旅』を通して、
自分の価値観、ひいては人生観をアップデートしていく。
もちろん旅の後の主人公の方が魅力的なのだけど、この話に度々出てくる『人生の真髄』という言葉は、旅に出る前の主人公にも当てはまるんじゃないかな。ショーン・オコンネルが25番ネガに写った主人公の勤勉な姿を、『人生の真髄』と称しているように。
行動することや挑戦することに年齢は関係ない。
自我というものに閉じこもるのではなく、行動、挑戦せねばと、この映画を観て強く感じました。
「世界を見よう、危険でも立ち向かおう。」
とてもいい言葉。
25枚目のネガ
2013年。監督:ペン・スティラー。
この映画は1947年公開のダニー・ケイ主演「虹を掴む男」のリメイク作品です。
紛失したと思ったネガ。
それは世界的グラフ雑誌「LIFE」最終号の表紙を飾る予定の、
世界的カメラマン・ショーン・オコンネル(ショーン・ペン)が、
「LIFE誌」で最も信頼をおく、ネガフィルムの管理者ウォルター
(ベン・スティラー)に渡した封筒の中には、見つからなかったのだった。
この映画はネガを探して世界の果てまで行く、バカ真面目な男の話です。
ネガは、ウォルターが紛失したのか?
ショーンが入れ忘れたのか?
はじめから無かったのか?
ショーンに会えば分かる筈・・・と思ったウォルターは、はるばる
グリーンランドのヌーク→さらには、アイスランド→タッチの差で追いつけず、さらには
アフガニスタンのヒマラヤまで旅することになるのだ。
結果、ウォルターは遂にショーン・オコンネル(ショーン・ペン)には会えます。
ネガ探しで、最後の最後まで引っ張る映画です。
でもラストシーンが素晴らしい。
待った甲斐があるというものです。
(どうか短気を出さずに待ちましょう!)
ウォルターは空想好きの男で、空想場面はCGを駆使して、アメコミヒーローのように
上司と戦ったり、アクションヒーロー、そして勇敢な冒険者にもなる。
モテないウォルターは、空想の中では大好きなシェリルを甘い言葉を囁けるのだ。
このファンタジー部分が楽しいし、日本語吹き替えの関西弁の男は誰だろう?
とずうっと考えていたら、岡村隆史だった。
それにしても「LIFE」
「LIFE誌の表紙を飾る」人は良くも悪くも、歴史を動かした人である。
「LIFE」が1999年に選定した、この1000年で最も重要な100人。
日本人で選ばれたのは《葛飾北斎》ただひとりである。
ちなみにライバル誌の「TIME」は今も続いている。
内気で冴えない男が、勇気を出して一歩を踏み出し、世界を広げていく中...
内気で冴えない男が、勇気を出して一歩を踏み出し、世界を広げていく中で自分に自信を持ち、だんだんカッコよくなっていく。
その踏み出す勇気も大切な人を想ったら一歩踏み出せたってところもよかった。
メッセージ性が強くて、現実からの妄想シーンもおもしろかったし、時にくすっと笑える。
雄大な自然の景色と音楽も合っていて、清々しくて気持ちがよい。
その一瞬を大切に味わうというショーン・ペンの言葉が印象的で、懸命に今を生きることが大切で、その一瞬一瞬を大事にしないと。
観ていると背中を押してくれて、元気が出てくる。
元気になれた
コロナ禍で色々できないなって大学通いながら思ってたけど、それでも楽しむことはできるし、人生は長いんだって思った。やりたいことはいくらでもやればいいしハードルを上げてるのは自分なんだって気づいた。これは俺が元気が欲しいときまた見たい映画の一つだ。
一歩前に進みたくなる映画
壮大な景色も勿論綺麗だったけど、何気ないワンシーンの映像美が良かった。個人的にウォルターがタクシーから降りるシーンが綺麗だった。
主人公の行動力に圧倒されて、背中を押してくれる作品だった。
強いて言えばシーンとの話ももう少し深掘りして見たかったなあ
冒険で人生を変えよ
フィクションながらエンディングは好みのニヤリ泣き系で好みでした。特にカメラを趣味の一つとする自分には刺さるのものがあったし、あのような大自然をファインダーに収めてみたいと強く思う。
映像美は◎
今の状況では旅行も厳しい。何か旅した気になる映画ですし、映像が奇麗なので内容はともかく、気分転換にはなります。
SFロマンティックコメディとでも言えばいいでしょうか...
観るのが楽なのと、全体を把握できるので「吹替え」で観ることが多いのですが、この映画はナイナイ岡村が担当しております。キャラ設定が似てると判断したのでしょうが、まんま関西弁で話しているので受け入れられる人はいいでしょう。個人的にはプロの吹替えと2種類入れておけばいいのに。仕事減らすことになるしね。
当然、有り得ないストーリーではありますが、シングルマザーと出会うところは現代に多い傾向ですし、現実を考えさせる部分もありました。
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