「決して派手ではないですが、なかなか面白い作品でした。 シーシェパー...」ザ・イースト 刺繍屋さんの映画レビュー(感想・評価)
決して派手ではないですが、なかなか面白い作品でした。 シーシェパー...
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決して派手ではないですが、なかなか面白い作品でした。
シーシェパードのような自己本位な環境テロリストには嫌悪感しかありませんが、この作品に登場する“The East”という組織(やり方こそ犯罪ですが)主義主張は間違っていないだけに、サラが共感してしまうのもわからないでもないですよね。
勿論、仕事であり自分の立場を弁えていない事についてはどうかとも思いますが、やっぱりこれが潜入捜査の難しさなんでしょうし、自分の勤務する会社の拝金主義や企業のやり口の汚なさ、更には企業の利益を守るために政府機関まで動いている現実を目の当たりにしてしまうと仕方なく思えてしまいますね。
そしてベンジーと袂を分かち、自分と同じ潜入捜査官を仲間に引き入れ、企業の悪事を公表していくという暴力に頼らないやり方も良かったと思います。
企業の利益を守るために政府が動いたり、このような民間の情報組織が存在していたりと、驚かされると同時にいろいろ考えさせられた作品でもありました。
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