「本当は、そのまま、少女終末旅行で終わって欲しかった。」子宮に沈める マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
本当は、そのまま、少女終末旅行で終わって欲しかった。
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真実の事件に対する男目線な結論に見えた。この映画の結末は、生殖行為に対する贖罪に見える。
母親は最後まで、脇役であるべきだった。しかし、
『この女性の異常を表しているのかも』と感じた。つまり、そのまま、餓死させては、何一つ救われない。誰が見ても愚行と感じる事を、この母親に演じさせる。この行為は『育児放棄』なんかではなく『3人の子供に対する殺人』になる。ろうそくが燃え尽きたのでなく、この母親に吹き消されたと言う事だ。表現がおかしいかもしれないが、子供の死を見なければならない観客は、子供の愛くるしく健気な行為に正当な涙を流せると言う事だ。商業映画だと思うが、
そう言った親に対してのメッセージを送る映画として活用しているので、共感をしたい。男目線な話と言う部分だけ、残念ながら評価出来ない。さて、
不謹慎だけど、少女の生命力に『少女終末旅行』を感じた。この映画は残念ながら傑作だと思う。
但し、二度と見たくない。
でも、見なければならない人は、まだまだ、沢山いると思う。こう言う事を『誰も知らない』訳だから。
追伸 中絶の問題は全く別だと解釈すべし。
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