ミッドナイト・ガイズのレビュー・感想・評価
全30件中、21~30件目を表示
すごくよかった
老人のアクション映画。舞台は70年代か80年代の始めくらいかな、よく分からなかった。
途中で死んじゃうドライバーのおじいちゃんは、すぐに死ぬとは言えあんなに元気に動けるだろうかとファンタジックなところもあるのだが、とても切なくてよかった。夢のような死にざまだった。
懺悔をしたら神父がドン引きしているところも面白かった。
孫と向き合う場面は、会えない娘との向き合い方で、いつか真似したい。
時間軸が非常にタイトで、その短い時間を濃密に生きる感じがすごくよくて、そうありたいなと思った。結末の殴り込みもかっこよかった。もっとその先も見たかった。
最後の花火は…
気付いた時にはおじいちゃんだった(『リトル・ミス・サンシャイン』)アラン・アーキン)はともかく、若い頃の姿のイメージも強く残っているアル・パチーノとクリストファー・ウォーケンの老いた姿は、自分の親の老いを見ることにも似てかなり切ない。
ドクがヴァルを殺すことを強いられていることを別にしても、彼等に残された時間が多くはないことは分かる。
だからこそ、最後の花火は馬鹿馬鹿しい程に華々しくあり得ない程に弾けた彼等の姿が見たかったのだが、そこはこちらの想定内におさまってしまっていたのでちょっと残念。
一方、今作は女性陣が素敵!
ナース服姿にジュリアナ・マルグリースは見るだけで嬉しくなってしまうし、
娼館のマダムのルーシー・パンチ、ドクが密かに見守る孫娘(『オッド・トーマス』でもキュートだった)アディソン・ティムリン、
三人のおじいちゃん達が助太刀するヴァネッサ・フェルリトは作品(『デス・プルーフ』)を越えてリベンジを果たす。
三人の名優の人生
三人の名優の今まで演じてきた俳優人生が重なって…
過去の役柄を彷彿とさせるシーン(特にアル・パチーノのダンス)もあって 男泣き。
アル・パチーノのスカーフェイスやセント オブ ア ウーマン、フェイク…の時のような一見 軽薄な役柄も逆に深かった。ただのチンピラ役じゃ無い。俺にはひしひしと伝わってきたぜ。
R+40カルト化決定! 大名作。
でもStand Up Guys(実直な男達 *ダブルミーニングw) をミッドナイトガイズにしてどうする?? ジャケも…(*_*)
超クール!
もともと『明日に向かって撃て』のような男の友情もの映画が好きな私にとって本作はかなりの好物であります。
本作のラストなんて老人版『明日に向かって撃て』って感じで超クール!
アル・パチーノはやっぱりシブくてチャーミングで、こういう年寄りになりたいもんだなぁ…。
やっぱベテラン俳優の演技はさすがに安定していて観ていて安心だ。
人数増やして、元マフィア映画版『エクスペンダブルズ』なんてどうだろう?
アンディ・ガルシアやジョー・ペシ、レイ・リオッタやロバート・デ・ニーロ、そしてショーン・ペン、ジョシュ・ブローリン、ニック・ノルティ、ジョン・マルコビッチ、マイケル・シャノン等々挙げたら結構いるいる。
ラッセル・クロウもいいかな?
まぁこんな人達集めたらいくらかかるの?って感じですけどね。
まさにstand ip guys
単純な脚本だけに歴戦の名優たちの演技がひかる!
音楽の使い方とか演出がいちいちかっこ良く、賛否分かれてる作品だけど俺のとっては好きな作品になりました。
何気無い会話の中のユーモアと間が良い!
アルとクリストファー
パチーノも好きだし、ウォーケンも好きなのだが、全く乗れず。出演者全員が損をするクソみたいな脚本。デニーロ含め、ここ最近のこの世代の出演作の体たらくぶりが凄い。それに比べて、自分で撮れるイーストウッドの圧倒的な優位。
全30件中、21~30件目を表示