「原作の感動まで到達せず」エンダーのゲーム 検非違使さんの映画レビュー(感想・評価)
原作の感動まで到達せず
エンダーのゲームはたぶん20年くらい前に原作を読んだのですが、それを思い出したものでぜひ見なくては、と思いました。映画を見ながら徐々に当時の小説が思い出されてきてしまい、展開が読めてしまうのもあり…原作知らない方が楽しめたかもしれませんね。
いまどき先進国でも人口抑制してるのかよ~的な設定の古さは気になりますが、ちょっと原作が古いので仕方ないですね。
この作品の本質は、少年の成長にあるのだと思うのですが、映画という限られた時間でこれを描き切るのは、VFXをふんだんに見せながらでは難しかったのでしょうか。原作の持つ深みまでは表現しきれていないような気がします。
さすがにCGは美しいですが、これはいまどきの作品ですから当たり前ですね。
月曜日だったせいかもしれませんが、お客さんがとても少ないのが気になりました。あんまり人気ないんですね。
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