「エイサ・バターフィールドの名演」エンダーのゲーム なかもずさんの映画レビュー(感想・評価)
エイサ・バターフィールドの名演
“サード”の少年が「僕は戦いたくない」とかもう観るしかない。
というわけで公開初日に早速観てきた。
キャッチコピーが上記の通り「ぼくは〜」なものだからシンジ君ばりにうじうじするのだろうと構えていたけれど全くそんなことはなく、悩みはするけれど決断力も実行力もあるただのイケメンでした。
イケメンエンダーが指揮する終盤の艦隊戦が大味だったのがちょい残念。そんなチート武器ズルい。もっと戦略と戦術を駆使してジリ貧になりながら闘って欲しかった。
一番楽しめたのは中盤のバトルスクールで色々やってるところ。展開は王道だけれど、画的に工夫があったし、エンダーのサクセスストーリーに中二心が刺激された。同じチームの女の子はもう少し可愛い方が妄想が捗ってよかったかな......リアル感はあったけれども。
なかなか楽しめるけれどどこか惜しい、そんな映画。エンダーがギリギリまで追い詰められる描写というか、もう少し精神面に寄っていたらまた違った印象になったかも。
主演は『ヒューゴの不思議な発明』のエイサ・バターフィールド。
全然印象が違う。まあ成長期だし2年もあればそりゃあ変わるか。髪型のせいもあるかも。
そういえばこの映画は声優が豪華だったから吹き替えで観ようと思っていたのにチケットをネット購入したとき癖で字幕選んじゃってて後悔。映画が始まってから気付いた……。
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