「知性と知性の戦い、空想は遠く宇宙を駆け巡る」エンダーのゲーム wub23さんの映画レビュー(感想・評価)
知性と知性の戦い、空想は遠く宇宙を駆け巡る
クリックして本文を読む
異性の知性との戦いがあったとして、"ただ勝つだけではダメだ、どう勝つか"とか言うあたり、理想主義やSFがまだキラキラしていた頃の空気に触れた気がした。
ストーリーはスターウォーズやデューンのような壮大さやスタイルは無いが、短い時間にこじんまりだがよくまとまってだと思う。
正しい正しくない抜きにして、マシーンのように殺してしまう最凶最悪の存在が人間であったとしたら、それで生き残ったとしてもあんまり意味がないとの考え方も有る。
敵が人間とは全く違う虫のような存在であってもただ滅ぼしてしまって良いのかというあまり戦争の実践向きではないが、ヒトとしての実存を問うような悩みも僕好みだ。
そんな思考の狭間で悩み成長する存在が、主人公の少年の初々しさと相待って映画として良かった。
どなたかが書いてるが、お姉さん、女性的なもの?への執着のようなものはやや違和感を持ってしまったが、まあそう言うこともあっても良いかも。
コメントする