銀の匙 Silver Spoonのレビュー・感想・評価
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吉田恵輔が監督である必要ある?
吉田恵輔監督の才能が発揮出来ていない作品でした・・・吉田作品ファンの私としてはかなり残念でした。
原作がダイジェストとしてしか描かれてなく、正直、もっと原作を精査してシナリオを作った方が良かったと思える内容でした。
全てをいっちょ噛みして中途半端に終わっている印象です。
眼鏡男子目当てで
原作漫画、アニメにはまったく手を出していなかったのですが、ある日TBSのバラエティを見ていた時に主演のジャニーズの方の眼鏡姿に釘付けになってしまい映画館行きを決意。
眼鏡萌えできるかについては、まあそこそこ。鶏の血がレンズに跳ねたところはドキドキしました!
私が行った時はファミリー層が結構見られたのですが、作品のテーマでもある豚の屠殺の映像も、しっかりとありました。ショッキングなシーンは抑え目でしたが、生首が置いてある場面はギョッとしました。
最後の展開は急に感じたかな。劇中ではある程度の月日が流れていたんでしょうけど、ヒロインの子ともあっさりくっついてしまったのが、うーん。
駒場もどこかで報われると思ったのですが。
世界観に浸りたいのであれば、役者さんに興味がない限り原作を読んだ方が確実だと思われます。
よかった
最初は主人公がいじけているくせに、酪農の学校をバカにしている感じにイライラしていたのだが、次第に酪農の素晴らしさを理解していく過程がよかった。主人公はいじけていたけど、委縮はしていなくてそこもよかった。命が経済であることをきちんと踏み込んで描いていた。
ヒロインのライバル役の黒木華さんが意地悪だけど可愛くもあってすごくよかった。
『夢は牛のお医者さん』の後に見たせいか感動がひとしおでした。
早すぎる
正直あんまりだった
グレイトフル・グレードダウン…
原作の良さである『時間経過に伴う成長/変化』は無く、要素を摘み食いしたダイジェスト作品でした。
酷かった。
原作の「イイ所」と思しき部分の嫌な摘み食い。
何となく「銀の匙 Silver Spoon」が分かった気になるダイジェスト作品でした。
その過程で原作の良い部分が全て無くなっていました。
原作の良さとは。
八軒の大蝦夷農業高校生活を『時間を掛けて』描いている点である、と思っています。
一見何も起きていないような日常の描写がありつつ、少しずつ登場人物たちが成長する。
八軒が時間をかけて悩み抜いて不器用な立ち回りをしつつ周りと理解を重ねて成長していく。
その過程を楽しみ、全ての登場人物たちに愛着を深めていく。
この『時間を掛けて』という点が非常に重要な作品であると。
で、本作。
八軒の大蝦夷農業高校入学から始まり、豚丼、乗馬部、夏休みバイト、石釜造り、駒場農場の顛末、学園祭までを描いています。
…正直詰め込み過ぎ。
見せ場を学園祭のばんえい競馬に持っていきたかった作り手側の思惑は分からなくはないですが。
そこまでの話のテンポがあまりに早く、誰にも(八軒にも)感情移入が出来ません。
原作の良さが台無し。
111分に無理矢理詰め込んだ結果。
流れる映像自体の箍も緩んでおり設定ガタガタ。
駒場農場の顛末の際に残された家族が乗る車 !!
ピッカピカの新車、ファミリーカー。
借金抱えて愛しの牛売って。人間様が乗るのは新車かい!!
あそこで出すべきは泥まみれのハイエースか軽トラだろうが。
そういう観る側への配慮に欠けた作品でした。
豚の屠殺場面等も変に隠さないでキチンと見せて欲しかった。
あと細かい点なのですが…食堂の前に飾ってある「銀の匙」の向きが毎回変わるのは何か意味があるんでしょうか?
説明なく表裏が引っ繰り返るので嫌な違和感を覚えていました。
ただ本作唯一の良かった点。
それは集めた俳優が原作の絵に似ていた点。
富士先生、常盤、タマ子の集めてきた感は唯一作り手の誠意を感じる部分でした。
中島先生やアキの家族はガッカリしたけど。
あと副ぶちょーの取り扱いは本当にガッカリしました。
正直111分あれば原作既刊11巻の半分くらいは読めるはず。
本作をキチンと楽しみたい方は、まずは漫画喫茶に行くことを推奨します。
「銀の匙」を受動的に上辺だけ知りたい方のみ。
オススメです。
思ったよりは
良かった。動物のと殺の場面などは少しグロテスクだったが、その場面があってこそ、作品のテーマを感じられるのかも。原作のファンだけれど、原作で一番印象的だった八軒の台詞はそのまま使われていて良かった。個人的にはタマコがハマり役だと思う。
私には合いませんでした……(~_~;)
序盤に、アニメ1期(11話分)で起こった大きなイベントを詰め込んで、ザッと流した感じでした。
豚丼の一連のエピソードもギュッと凝縮されて、八軒の葛藤や成長も分かりづらくなってしまっているかな、と思います。
御影の跡継ぎ云々や八軒の家庭の問題もさらっと終わってしまった印象で、少し残念でした…。
また、原作やアニメを知らない人向けなのか、キャラクターの性格が少し変わっていました。南九条なんかいい例ですね。あの改変はちょっといただけないかな…汗
全体的に、原作やアニメで繊細に描かれた八軒の葛藤や成長が上手く描写されておらず、ごちゃごちゃして粗雑な所感です。原作やアニメで伝えたかったことがこの映画からはあまり感じられませんし、結局何が言いたかったの?っていう…。役者さんたちはなかなかの好演を見せてくれただけに、脚本が惜しかったと感じざるを得ません。
偉そうに評価しましたが、あくまで個人的な感想です。気を悪くされた方がいらっしゃいましたら申し訳ございません。
ところどころ笑える部分もありましたし、最低最悪とまではいいません。私に合わなかっただけで、銀の匙とは別物として見ればギリギリ及第点です。
美味みに感謝。
原作もアニメも見ていないんだけど、とにかく監督が吉田恵輔。
それだけで期待して観に行ったような作品だった。
オリジナル脚本に拘っていた監督が、今回選んだのは原作モノ。
おそらく脚本でかなり変えている?部分もあるんだろうが、
やはり説得力のある描き方は変わらず、観応えがあった。
親の強いたレールに失敗して自分で選んだ進路が、彼の将来の
夢を象る一歩になるかどうか…というのがテーマだが、
青春モノという枠を出ずして、酪農の経済実態も描かれており、
動物の命を貰う作品を生半可な意気込みでは作れないと感じた。
もちろん私も酪農には無知で経験すらないのだが、
母が畜産農家出身であり、帰省する実家で乳牛を育てていた。
伯母の家に行くと豚もいたが、私は子供時分行くのを嫌がった。
正直、かなり臭い!のだ。どの家に行っても家畜のウンコ臭。
だから初めて八軒があの高校の家畜小屋に入った時、
臭いのことをまったく口にしないのが不思議だった。
その後、動物が大好きになった私もあの臭いは未だに忘れない。
八軒が「豚丼」と名付けた豚が出荷される時、是非自分で!と思った
彼がその肉を買い取るところは非常に印象的。彼はその豚肉を
ベーコンにして先生生徒に配る。自分達で育てた豚を自分達で頂く。
経済動物の昇華(消化)と命の有難み。美味い♪美味しい♪と声が
上がる度に、八軒は自分の学んでいることへの実感を深めていく。
同級生のアキや駒場もそれぞれが持つキャラの個性がよかった。
アキ役の広瀬アリスは主人公の中島健人同様にキラキラ感が強く、
それを消し去るのに監督は苦労したようだが、彼女の場合は動物
が大好き!ということで家畜と違和感なく戯れているのが印象的。
馬術部ということで馬との触れ合いが多いのだが頑張ったと思う。
駒場役の市川知宏はまずカッコいい(爆)クール。といった感じで
八軒とはいいライバルになるのだが、彼は家の事情で退学をする。
主人を失った酪農一家が借金を抱えながらどこまで踏ん張れるか、
可愛いとか可哀想とかそんなレベルでは語れない苦悩も描かれる。
タイトルの銀の匙の意味を知った時には少し驚いて感動した。
農家の子に生まれたからといっても、食うに困らない時代ではない。
「食うに困らない」子に育てるため、親は教育に力を注いでいるけど
生産物の根本を分かっていない子供を育てても食育にはならない。
お肉はスライスされ、魚は開かれ、野菜は泥を落としてから売られ、
それを当たり前のように購入して調理して食べる人間達がいる。
劇中では豚の屠殺シーンを見せるが、これをするから肉が得られる
ことをしっかり把握しておかなければペットと家畜を混同する人間に
なってしまうと思う。食べるには残酷なことなどたくさん冒している。
八軒に「夢のないことはいいことだ。」という校長の台詞は
その子への励ましだと私は受け取った。まずは自分でやりたいと
思うことを探さなけりゃ、夢なんか見つかるワケがない。
こんな世の中だからと嘆かず、自分の人生一度きりなんだからと思い、
とりあえず色んなものに挑んで染まってみたら面白いと思う。
何にでもなれる。のは潰しが利く若いうち!(爆)これだけは本当だ。
(ちなみに息子のオムツの中はもっと臭かったのです。あははは^^;)
素敵な青春酪農コメディ!
とても面白かった。
原作は斜め読み、アニメは見たことない。
だけども、テーマやメッセージは明確で
分かりやすく、ストーリーの組み立てや
キャラクターも際だっている。
むしろ、余計な先入観がない方が
楽しめたのかもしれません。
自分は農家の子としてうまれたので、
酪農に付きまとう、現実感と厳しい環境が
身近に理解できる。
その厳しさをリアルに描かれている反面
暗くなりがちな物語を笑いと
青春のエッチさで見事にカバー。
全体を上手くまとめた、いい作品だと思います。
原作ファンには評判良くないけど、個人的には
大満足の作品です。
ヒロイン役の広瀬アリスも可愛らしく、
玉子さんも笑わせてくれる。
中村獅童のせりふ回しにも深みを感じるし
富士先生役の吹石一恵のセクシードエス
ぶりもなかなかいい
※こういう役は片瀬那奈が向いてると思うが。
八軒役の中島君もへたれな高校生の成長を
上手く演じていると思います。
酪農家が置かれている厳しい現実を
笑いで緩和しながらラストの感動と
お薦め出来る作品でした。
別な作品としてはとても面白い!
原作アニメファンです
銀の匙として見ると色々エピソードが詰まりすぎていてごちゃごちゃしていてなんかなーとゆう感じでした
しかし別な作品と思えば泣けるシーンもありますし各キャラもいい感じでとてもいいお話でした!
そして気にしていた中島健人くんの演技・・・
素晴らしかったです!正直ジャニーズって・・・と思っていましたがとても自然に八軒を演じていてよかったです!
残念だったのがあやめちゃん
原作のあやめちゃんらしさが一切出ていなくただの悪役のツンデレキャラでした。あとあやめちゃんもっとかわいいよ
1番良かったのはやっぱり吹石一恵さん!あのスタイルは富士先生そのもの・・・!!!素晴らしかったです!
相川くんと西川くんと別府くんは出ると思っていたのですが出ませんでした!ちらっとは出ていましたが・・・(最初分からなかった)
注意するのは豚の解剖と牛の出産はガッツリ映っているので苦手な方は・・・
でもこれがあってこそのこの映画だと思いました。生き物の大切さを学ぶにはとてもいいと思います。
まとめると
銀の匙としてではなく別な作品として見るとGOOD!
とゆうことですかね!
ちなみにレディースデーで1000円だったのですが
また見たいとは思いませんでした^^;
できれば銀の匙が完璧に終わってからもう1度作品を作り直して映画化してほしなと思いました。
中途半端な描写が多かったので・・・
大きなイベントは一つに絞ったほうがよかったのでは…
丁寧な映画化
銀の匙
銀の匙みにいきました!
もーーせっかく長文書いてたのに間違えて閉じるおしちゃって全部消えてしまった!
もーー。ってこんなことレビューに書くのはおかしい。
銀の匙はアニメから見てました!
映画とても面白かったです。私にいろいろ気づかさせてくれる映画でした
実写ならではのリアル感。
豚丼。豚丼。。
豚丼がお肉になって帰ってくるシーンを見ると、アニメでも映画でも、もうお肉は食べない!って思うんだけど食べちゃう。だって美味しいんだもん。
だからちゃんと、感謝して残さず食べて
いただきます。ごちそうさま。
その言葉をちゃんと言おうと思いました
それて北海道のあの広大さ!素敵やねぇやっぱ!住みたいねー!!
素敵な友達と出会えたりあんな環境で学べられる八軒がとっても羨ましく思います
私もクタクタに疲れたい!それだけ頑張れるような何かに出会いたい!!
とりあえず映画銀の匙見てよかったです
不完全燃焼な作品でした( ˙-˙ )
原作コミックとして読んでいて酪農という世界観を伝えて、食の大切さなどを感じさせる作品です。一部ショックなシーンがありますのでご注意ください๛ก(ー̀ωー́ก) でもやはり不完全燃焼な作品に感じました、何よりまだ完結していない作品をなぜ実写化したのかが疑問に思います。映画製作とかの事情は分からないけど、もう少し時間をかけても良かったんじゃないかと思いました。漫画で見ていたシーンで映画ではなかったという所もあったり、初見さんには伝わるのか分からない所でしたorz
酪農の大変さ、八軒が成長していく姿や駒場の母ちゃんの泣きシーン等など良い所もあるし、キャストも一部を除いては良かったし。個人的には玉子は良かったが校長先生と美影はイメージとは違かったですね。もし、新たに次回作として上映されるなら見てみたいかも♪
全95件中、61~80件目を表示