銀の匙 Silver Spoonのレビュー・感想・評価
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全然ダメ。
原作を読んでいて、実写化された映画はどんな感じかを見ていたら、原作の世界観を壊していましたね。普通の原作を実写化したものは、登場人物などは原作の世界観を壊さぬように似せたりするものですが、銀の匙は似せるどころか、原作にいるはずのキャラクターが映画には登場しないのです。原作ファンの私からすれば、これには怒り心頭でした。
著作権の問題もあって、内容は少し変えないといけないところもあると思いますが、銀の匙は原作とは全く違う内容が多々ありました。原作では農業を面白く伝えようとする作者の気持ちが伝わりますが、映画はただ農業を伝えるドキュメンタリー性が富んでました。全く面白くありませんでした。
凄くいいな〜のほほんと見れる〜て感じで好きでした。 家畜と人間とを...
凄くいいな〜のほほんと見れる〜て感じで好きでした。
家畜と人間とを題材にしてる原作ゆえに、そこらへんがちゃんとしてる。見てて教科書的で、教材としてもいいんじゃないか?とか思う。農業の現実も見れるし、本当のところは知らないんですが、なにより面白いし広瀬アリス可愛いしで、満足いったな。原作読んで、もう一度見直したらあれ?とかって思いそうなので、原作だけみることにします。
癖なく見れた。中村獅童の先生ぶりがいいですな〜。
農業のこと知らなかったって改めて思いました。
経済動物って思いながらも、動物として接して世話している農業の人たちの感覚って素晴らしいなって思いました。
そして、いつも食べさせてもらってる動物や食物、それを世話している皆さんに感謝しなきゃなぁって思いました。
実際に農業やってる人たちや原作知ってる人たちから見たらツッコミ所があるかもしれないけど、少なくとも農業について興味は出ました。
あとキャストが良かったと思いました。どの役も合ってたかと。
校長先生役が上島竜兵でビックリしたけど、雰囲気すごく良かった。
そして、Sexy Zoneの中島健人くん…TVで見た時に「セクシー○○」とか言ってて、なんじゃこのアイドル?!って正直思ってましたが(笑)、この映画では八軒くん合ってると思うし、応援したくなりました。
ほぼ原作どおりに、すごくうまくまとめてあるけれど、この作品は細かいところを端折ってはいけないと思う。
ほぼ原作どおりに、すごくうまくまとめてあるので感心した。
でも、ストーリー重視で、あまりにもうまくまとまりすぎていて、原作を読んでいる人には退屈かもしれない。
読んでない人はいいかもしれないけど、読んでいる人には完全にネタバレ状態で、きびしい。
実写化されたキャラクターを見てみたいという気持ちもあるけど、合っているのは富士先生役の吹石さん(なんとなく胸や腰のあたりが・・・)くらいで、他の人はいまいち合ってない。
合っていないのだけれど、驚いたのは黒木華さん。
最初はまったく気づかなかったのだけれど、よく見ると黒木華さん(”小さいおうち”のタキさん)だった。
この人やっぱりすごい。原作のキャラのイメージには合っていないのだけれど、それなりに映像に溶け込んでいて、まったく違和感がない。
この人なら、どんな役でも、それなりにできるような気がした。
でも、この作品の場合、ストーリーやキャラクターより細かいところを重視してほしかった。
農業や酪農のことなど、普通の人は知らないし、ましてや農業高校、しかも北海道のことなど、行った人でなければわからない。
すごく身近な食料のことなのに、まったく知らなかったので、その奥深さや、独特の世界観に驚く。
その辺のところが面白いところなのに、尺があるのでしかたないかもしれないけど、ストーリー重視で、その辺のところがカットされているのが残念でした。
よく考えてみると、普通、当たり前と思っていることでも、当たり前のことなど一つもない。
毎日食べる食料だって、スーパーに行けば、当然のように買えるけれど、けっして当たり前というわけではない。
いろんな人々のたいへんな仕事と、他の生物の犠牲の上で、そこにあるものである。
普段はそんなこと考えもしないけど、あだやおろそかにできないものである。
映画とは関係ないけれど、同じように、毎日飲む水道水だって、普通の人は蛇口をひねれば出ると思っているだろうけど、けっして当たり前ではない。
そのルートや設備を作る人の苦労はもちろんのこと、そのシステムを毎日管理する人や、日々水質を調べ、検査している人がいることで成り立っている。
そういう人の仕事や苦労、他の生物の犠牲に感謝しながら、食べたり飲んだりするべきだと気づかせてくれる作品でした。
でも、他の国の人はわからないけど、大多数の日本人は”銀の匙”持って生れてきていない思う。(そもそも食料自給できないし・・・)
どちらかというと”地獄の食事”の長いSpoon(匙)に近い。
そのまま”地獄の食事”をするなら、どうしようもないことになりそうが気がする。
あの、予告編での期待はどこへ?
予告編ではとっても面白そうでしたね。
しかし、そのシーンも本番ではあっさり・・・・
話としては重く始まって、ギャグ的な予告編と ? でした。
結局どっちつかずで中途半端な映画となってしまいました。
そこカットするんかい
おいおい、ピザ窯の話はカットですかい!
って言うね。あの話が一番八軒成長の話につながるかなと思ったけど
あれが丸々豚丼の燻製とそのあとの馬場づくりになるわけか・・・・
んー、まぁそれでもいいけどそれだと中村獅童を大仏先生に据えた価値がないんじゃ?
もうちょっとはっちゃけてくれても良かったよね。先生。
でも案外トサツ場のとかもリアルに出しちゃうのね。
まぁそんな決定打はなかったけど、チラガー出てたしなぁ。
まぁチラガーだけどな。
それと
たま子!!!たま子がビジュアル良いだけに何か残念なんだけどっっっ!!!
たま子の良いとこ出てないぞっっ!!!たま子!!!!
たま子の無駄遣い!!!!
原作を上手く整理してまとまってる
原作マンガは未読だが、アニメ化されたテレビの方は見ていた『銀の匙』の実写映画化。マンガ『はじまりのはる』と同じように、農業高校・酪農高校「あるある」を描いた作品。
アニメでは、もっと淡々と時間をかけて丁寧に「あるある」を描いていたが、映画化に際して、割りと上手く整理してまとめたと思う(まぁ原作未読で断言できないのだけど……)。経済動物を「生産」する現場の厳しさ。それは、命を喰うことでもあり、営農の困難さでもある。そんな現実に向き合いながら成長する主人公の姿は、それなりに表現できていた。
『さんかく』『麦子さんと』の吉田恵輔監督は、まだまだ絶賛するレベルではないが、彼の描く思春期成長物語は、今後も期待してみたい。
残念
原作読んでました。
でもそこは割りきってみよう…と思いましたが、ダメでした。
キャラクターの性格や思考などが微妙にズレてる。
完全に再現
もしくは全く原作と違えば観れたのですが
中途半端に似せてしまっていて…
そのため違和感が終始付きまとってしまいました。
また、映画だから尺を気にしなくてはいけないのはわかります。
しかし、削り方が下手だったかな…と。
「そこ削っちゃったの!?」とか
「そこはいらないでしょ…」とか。
原作が漫画の実写で
良い面より悪い面が目だってしまった感じが。
同じような題材の実写をみるのなら
「牛に願いを」というドラマをオススメします。
駄作中の駄作
原作のファンでどんなもんかと友達と観たが中島先生が出たところでアウトですし、八軒は成長もみえず台詞もただ言わされてる感じが残ります。御影は基本馬鹿で鈍感だから南九条とのシーンは違和感あり、その南九条も馬鹿で高飛車の痛い子なのにバカらしさが見えてこない、常盤くんも馬鹿な感じが出ていない、言いたいことはきりがありません。別物として観ようと思ったのですがダメでした。
原作は読んでません。意外に地味・・
期待より全体的にほのぼのしていて・・ちょっと物足りないくらい。
宣伝ではコメディー要素が強いのかと思っていたので、なぜそこまでほんわかしているのか・・原作は読んでいないので、もしかしたら原作がこんなほんわかした世界なのかもしれない・・と思っています。でも酪農という世界をわかりやすく描いていて、それなりに学べた。主人公はちょっと元気なく地味だが、周りの仲間とうまく生活を送り、自身も成長する。じつにわかりやすかった。でも、学園ではあまり大きな事件や出来事もなくって・・なんか平凡。みんなでバーベキューしているあたりは・・もはやグルメドラマ?とまで思わせる。もっと・・汗かいて!活き活きした酪農生活をイメージしていたので、もう少し主人公が元気なキャラクターなほうが気持ちが良かった。一方、ヒロインの女の子は存在感があって、すがすがしく、最後まで活き活きしていた。とても良かったと思う。
主題歌はゆずさん。これはいい♪爽快感がいい♪
夢は無いけど、今出来る事はある
今年5月に公開された「WOOD JOB! 神去なあなあ日常」は珍しい林業ムービーだったが、こちらも珍しい酪農ムービー。
荒川弘のベストセラーコミックの映画化。
数々の賞に輝いた原作は知っていたものの、毎度の事ながら未読。
劇場公開時はさほど興味沸かずレンタルになってからでいいやと思って実際見てみたら、これがなかなかの好編!
主人公の成長、友情…青春映画の王道。
知ってるようで知らない酪農の世界。見る側も主人公目線になり、一緒に酪農世界を知っていく。
ちょっとのエッチと笑いと感動を織り交ぜ、後味良い爽やかな作品に仕上がっている。
酪農世界の厳しさも突き付ける。
情が移った“豚丼”に出荷の時が近付く。“経済動物”と分かってた筈なのに、割り切れない気持ち。
豚の解体シーンは一転してシリアスなドキュメンタリーのよう。
酪農家の借金苦、経済事情…。
酪農経験が無い自分が言っても説得力無いが、酪農はつらいよ。
乳が出ない、卵が産めない…など、落第動物は食肉加工される。
受験レースに敗れ、逃げるようにこの酪農高校に来た主人公・八軒にとってはまるで自分のよう。
しかし、逃げを負けと感じていた八軒が、逃げてきたこの場で、自分に今出来る事を見出していく…。
八軒を演じた中島健人がジャニーズなのは知っていたが(何てグループ名かはイマイチ知らんけど)、オーラを消してへなちょこ青年になりきっている。
ヒロイン、アキ役の広瀬アリスが可愛い。10年前の長澤まさみを思い出した。
市川知宏、黒木華(金持ち農家の高飛車娘!)…若手キャストが伸び伸びと好演。
中村獅童、上島竜平、吹石一恵、哀川翔、竹内力ら個性派がしっかりサポート。
原作未読の者でも展開の早さや大分端折ってるなというのは感じたが、クライマックスのばん馬レースまで心地良く見れた。
若ければ、まだ夢は無いかもしれない。
でも、何か出来る事はある。
青春って、いいね。
見終わって、監督が吉田恵輔である事を思い出した。
この人、意外にも職人!?
逃げた先には
逃げた先には何がある??この文句に釣られすぎてしまったかも。
北海道の自然は素晴らしいし、生活感もなんか良かったし、中島健人くんは素晴らしくイケメン。もう一人の男の子も。ヒロインは健康的でとってもかわいい。
でも、思ったよりもあっさりして、いろんなことがわーーっと詰め込まれているかんじ。
もっとメッセージ性が強いのかなって勝手に勘違いしていたのでちょっと物足りなかったです。
意外に…
モデルとなった高校のことを結構知っており、友達も通っているのであまり興味がなかったけど見に行った。面白かった!原作なんか全然読んだことなかったけど十分楽しめました!そしてパンフも買ってしまった…(笑)健人くんのキラキラ感がもうちょっと消えていてほしかったなーっていう上から目線な発言。すいません!でも、酪農の大変さなど学ぶこともたくさんありました!
意外に泣けた
原作未読
原作ファンには不評のようだが・・・
劇中の時間経過に比して内容が濃いような印象もあるが、映画としてみれば許容範囲か。また、生徒たちが立派過ぎじゃないのかとも思えるものの(帯広農業出身、優秀とは聞くが)、まぁまぁ楽しめた。
ただ、農業、一般家庭育ちには敷居が高い?新規参入が難しい印象ではある。
気になる点
1.ライバルのお嬢様が如何にも漫画的(原作が漫画なだけに)・・・北海道の田舎に、あんなお嬢様がいるとは思えないのだが・・・黒木華の演技に文句はないものの。
2.ばんえい競馬もどきの催し物、時間的に難しいような。競技場の造成がそもそも人手不足は否めないし(農業土木科があるなら、その辺の科の活躍も欲しかった気も。視点が普通科的?)、他校も呼ぶには時間的に疑問が残る。
3.破産する駒場牧場、クルマが立派過ぎでは?借金のカタならクルマが一番高く売れそう。
4.個人的に竹内力と吹石一恵が苦手だが(劇中でも浮いた感じ)、原作に沿っているようなので・・・
その他
畜産では避けて通れない、と殺シーンを何となくぼかしているのは良かったと思う。正直、リアルには見たくないので(と殺から解体までの流れはつかめた)。エンドロールで言い訳めいたことを書かなければならないのは、時代の趨勢か。
楽しめて考えさせられる
いい映画でした。主役から脇役までみんな濃くって良かった。ヒロインの子がふっくら可愛くてリアルでした。広瀬アリスちゃん、好きになりました。けんとさんもキラキラオーラが消えていて、イケメンくんがイケメンに見えた。
たまにはホッとする映画を
馬と北海道が好き!!!
そんな単純な理由から、ずーっと自分の『観たい映画』リストに載ってました。
やっぱり生きていく事は罪深く大変な事、色んな命あるものから少しづつ生命力を貰って(奪って)いるもの、と改めて感じさせると共に、それでも最後にはほんのりあったかくなって、感動の涙をこぼして、笑顔で劇場を出る事が出来ました。
原作漫画にも興味が湧いてます。
いつも観ているハリウッドのアクション大作より地味だけど、それより何倍も深く考えさせられた作品です!大袈裟かな(^^;;?
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