円卓 こっこ、ひと夏のイマジンのレビュー・感想・評価
全10件を表示
大人目線だけど。まぁ『真っ白い兎』だネッ
『ものもらい』とは麦粒腫。
さて、『ものもらい』の殆どがうつらない。小学校1年の時に気がついた。
理由
左目がものもらいになったのに右目にうつらないから。
と我が亡父に話したら『バーカ』ってウマシカされた。それから、ずっとうつるものと思っていたら、今回調べたら、殆どがうつらないそうだ。
僕は誰かを守りたいって思った事がなかった。でも、今は守りたい者がいる。それは自分さ。でも、殺したいと思った事は天地天命に誓って一度もない。
しかし、何で『終戦記念日』って言って、何で『奇跡の復興』って言うんだろうね。
敗戦記念日だし復興はアメリカのおかげだし。
学校に行きたくない経験は卜もあったな。理由は簡単。友達が好きでない。煩わしい。当時の先生に言ったら『じゃ!休め』と簡単に休ませてもらえた。一ヶ月くらいと映画を見て暮らした。あの頃、ビデオとか配信サービスあればね。
まぁ、最後に『こどく』を良く撮ったよ。最初のページにそれが書いてある。良いね。
意味が分からんかった
................................................................................................
小学生の少女の、ひと夏の経験を描いた話。
................................................................................................
疲れてて途中寝てもたこともあり、何が何やらよう分からん。
友人達との付き合いや、弟か妹が生まれる話とか、変態の話とか。
典型的徘徊型映画やと思う。
芦田愛菜の出る作品って初めて見たけど、噂に違わぬ名子役ぶりですな。
ジャポニカ
言葉のもつ力を素敵に映像化した
作品です。
悩んだ時、困った時、楽しい時、
何か始める時に、こっこの周りには
いつも誰かがいる。
隣に住んでるぽっさんは、真似することが何故だめなのか悩むこっこに、
自分の吃音を例えにして、相手のことを
想像することで自分の行為を考える
ことを彼女に気づかせる。
先生やじいさんは、本当にだめな時には叱り、
自らに理解して納得して身につけるべき考えには、示唆を与えて諭す。
特にイマジンをキーワードにする
シーンでは平幹二朗の演技に
惹き付けられます。
全編を通して、人の距離感が近く
懐かしい空気感が心地いいです。
素直に思った事をいって、見栄や意地を
はらずにお互いを大切にするシーンが
自然でほっとします。
不変であるはずなのに、
子どもの頃には普通にあったものが
いまは懐かしく感じるのが
感慨深いです。
ジャポニカ学習帳に書き貯めた言葉が
イマジンによって
ひとりの壊れかけた女の子をケアする
シーンにはちょっと熱くなります。
言霊ってたまに聞きますが、こういう
ことなんだろうなと嬉しくなります。
おすすめ。
愛菜ちゃんがかわいい
主役の愛菜ちゃんがとてもかわいい♪
あのせまい団地で2世代が住み円卓をかこみ 楽しいお食事はまさに
昭和を思わせる 今では都会ではなかなか観ることが
出来ない風景ですね。(実際円卓って購入できるのですか?)
愛菜ちゃんと 同級生の男の2人が「いじめ」やその他もろもろの話を 一生懸命話しているさまは とても感動しました。
子どもたちへの道徳映画にもなるかなと思いました。
三つ子の三姉妹は一人で三役演じていたのですね。最後のクレジットを観てびっくりしました。
いしだあゆみさんも いまだに健全!素敵なおばあちゃんを演じてましたね。
あと愛菜ちゃんのランドセル。ランドセルにたくさんのシールが貼ってあって綺麗でした
時代は変わっているのですね
いい映画です。
やはり芦田愛菜の演技が光った。すごいな~、この子。
塾の講師をやってた実感でも、小学3年生はまだ本当に純粋、小4までかな。小1とも小6ともちょっと違うその世界がちゃんと描けてると思います。
姉は三つ子の設定だが、実は一人でやっている。見ている間は全然わからなかった。演技もすごいが、合成技術もすごい、日本でもここまでやれるんだ!
出だしのCGも効果的だったし、この監督はいい。
言葉の面白さに気づく
原作は全くの無知で見ました。こっこのことばに対するこだわりがすごくよく表現されていて、面白い題材だと思います。
ストーリーは言葉の面白さと・・こっこの家の円卓を囲んでの家族の模様・・ダブルで展開していくところがいい。
小3とは思えないほど・・こっこは大人っていうか・・発想が素晴らしい。台詞もまるで大人が発するかのような言葉が飛び交う。
これくらい日常的にイマジンできる子供なら素晴らしい。
中盤からこっこの母も妊娠したり・・家族の変化に微妙に違和感を感じているこっこもまた見どころだった。
でも、深く悩むというよりはとってもユーモアある表現で面白い。
終盤で出てきた変質者の男はリアルに怖かった。ひと夏の間にあんなこ体験をしているこっこ。実に不思議。
不思議な世界と現実と・・私たちのイマジンも試されている。
ラストでは同級生をこっこなりに励ましていく。
その方法もほっこりして・・後味がいい。
言葉は人を救う・・なんて妙にジーンとなってしまった。
芦田さんの関西弁が実に良く、思いっきり演技も弾けていた。
この迫力はすごい。芦田さんの演技を改めて絶賛したい。
これからも期待している女優さんです。
二回見た!!!
ロッキーホラーショー以来、映画を二回見た。そのあと原作も買い、二度目にパンフも買った。
何がそんなに良かったのか、自分でもよくわからなかったが、失った少年期の一瞬のきらめきを切り取ったのがこっこだと作者の西加奈子が書いていた。決して戻れない世界を目の当たりにして、なんか心が騒いだ。あと、ぽっさんがホントにステキだった。これも作者が言ってたっけ。映像的には円卓に載った料理がやたらおいしそうだったのとこっこが着ていた衣装がただかわいいというのではなく、とてもよかった。
原作に出てくる手芸部の部長が出てこないのが残念だったけど、個性が強すぎて、話がまとまらなくなるからかな?
お涙頂戴じゃなくてよかった
こっこちゃんがかっこよかった。
友達の吃音をかっこいいと真似して先生に怒られた話とか、笑ったけど、考えさせられる。
演出とかちょっと気になったけど、こっこちゃんのかっこよさが上回ってたから大丈夫。
あと、羽野晶紀さんのお母さんもすごいよかった。
こっこの個性。
今作に驚いた(原作内容はまったく知らなかった)のは、
やだ、この子、昔のアタシじゃん!!だった。
他人と違うことがカッコええ。そりゃそうだ。全人一並び教育
の全盛期に育てられた私たちは、同じ価値観、同じ社会性、
右向け右といわれて左を向いたら叩かれるのが当たり前で、
学校教育でも家庭教育でも常に「没個性」を求められてきた。
天才・秀才の部類の「脱平凡」はとっても丁重に扱われたけど…
だから私は学校(というより上から押さえつける教師たち)が
大嫌いで、けっこう反抗していた方だと思う(友達は大好きよ)
こまっしゃくれたガキは本当に可愛くないのだ、大人から見て。
拳骨やビンタはよく飛んできたなぁと思う(今じゃDVだよね)
あまりにドンピシャなことを言われると、大人ってのはキレる
ことを子供の頃に学んだ。そんなこんなで冒頭から大爆笑。
こっこ、いいぞ!こっこ、もっと言ってやれ!なんて、
私の子供時代なんかよりうんと可愛いこっこに心でけしかけた。
悪意などないのだ。相手を不幸にしてやろうとも思っていない。
ただ純粋に、私はこうだ。が、ずばーっと出てしまう子供なのだ。
そこらへんをまったく理解しない大人から見れば、
何なんだこのクソガキは!?てなことになる。ただの生意気。
だけどこっこはいいなぁ。
素敵な家族(ちょっと変だけど)に恵まれている。
そういう子供時代を経験すると、なぜこの子がこうなのかが
分かる。そしてそれを頭ごなしに叱らず、お爺ちゃんのように
「相手の立場を想像(イマジン)してごらん」の言葉が胸を突く。
隣の親友、ぽっさんが訥々と吃音でこっこを諭す姿にも感涙。
家族で夏休みの帰省中、こっこがひとりで変態男(鼠人間)と
出くわしてしまったことを知ったぽっさんが「すまんかったのう~」
とオイオイ泣くところで私も泣けてしまった。何て良い子なんだ!
アンタは懸命に、こっこを守ってくれていたんだよね。
同級生たちとの会話、その宅での出来事、カルピスへの欲求度、
不思議なことや、不思議な会話や、初めて聞く言葉が面白くて
頭で妄想してノートに書き連ねる姿も上手い!!書いて覚えてを
繰り返し、適切な表現を学んでいったんだよ…ジャポニカで!(爆)
あー懐かしい。
(まさかの監督・行定勲。以前のテンポが戻ってきた感じでいいぞぉ)
行定監督と西加奈子がぴったり合ってました。
好き嫌いというか、経験したからこそわかる感情がメインなので、同じ館内で観ていた年配の方はつまらなさそうにしていました。
こっこの目線で観るのか、大人の目線で観るのかでまったく違うんだろうと思います。劇中にずーっとお喋りしていた女性は、母親目線で観てしまって口を挟まずにはいられなかったのかもしれません。こっこのことが、嫌だと思うひとも居ると思います。おこがましいし、恥ずかしいけど、私はこっこと同じ思いをしていたので、事あるごとに悔しかったり、やり切れなさを感じて泣いてしまいました。それで、こっこを始めとした登場人物に凄く励まされました。最後のこっこの笑顔が凄く嬉しくて、それを見てこっこに対して思ったことや、ぼっさんや家族がこっこに向けている言葉や感情を、私に言ってくれる人が居たことを思い出しました。その言葉をずっと素直に受け止められなかったけど、こっこに対して自分が思えたことで、本当にそう想ってくれていたんだと気付き、突っぱねてしまっていた申し訳なさと、その人たちへの有り難みを感じました。小説を読んだ時のイメージと、行定監督の映像もぴったりで、とても観やすく、それもあり、私にとって凄く特別な作品になりました。おわり。
全10件を表示