愛の渦のレビュー・感想・評価
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ラストがだらだらと続くのがダメ
最初から序盤にかけての焦らし感とか、男女間の会話とかのシーンは好きだし、窪塚洋介演じる店員が言い放つ冷静な一言が救いようもなくて良い。
しかし、なぜラストに少し美しく終わろうとしたのか?
終わるタイミングは、いくらでもあったのに。
割り切れない人達
セックスだけって割り切る場所なのに、そこにいる人の背景が気になる。自分がどう見られているか気になる。人の評価に揺さぶられてしまう。挙げ句の果てに恋愛感情が芽生えちゃう。
目的は、その日限りのセックスじゃないの?
人間って、厄介だ!
容赦なく朝日は眩しい
ホテルの一室での乱交パーティーに集まった男女。
こういう場所に来る人々は、会話や駆け引きや段取りといった面倒は省いて、手っ取り早くやることだけやりたいのかと思いきや、実はこういう場においてさえコミュニケーション能力が必要な皮肉。
皆目的は同じでも、そこに至るまでの思いは其々で、時間の経過に従って、其々のそういうズレが露わになっていく。
その辺りのナイーブさは日本人ならではか?
同じシチュエーションでも他の国でストーリーを作るならこういうものにはならなかっただろう。
一夜が明けて、其々の思いはともかくも、容赦なく朝日は眩しく、彼等は皆否応なく我に帰る。
乱入したカップルは仲直り出来るのか?
店長カップルの経済的苦境は本物?
父親になった店員は、何を思うのか?
「あの場にいた自分は別人」と言った女子大生は、あの場のことをなかったことに出来るのか?
淡い期待を裏切られた青年はまえを向くことが出来るのか?
其々のその後が気になる作品です。
駒木根くんの目の演技がたまらん
面白く、せつない
SNS的SEX
笑って笑って、最後切ない
別のレンタルDVDで予告を見て気になったので借りてみました。
実力のある役者さんが身体を張っている作品みたいだったのできっとアタリのはず!と思って見たら…
アタリでした☆
それぞれ普通の人なんだけど
普通じゃない場所=身体が目的とハッキリした場所でどんどん本能がむき出しになってきます。
通常まず人となりを知って身体のお付き合いとなるものが、順番が逆になるとこうも簡単にお互いをさらけ出せるようになるのか、、という図がテンポよく描かれていました。
コミカルで何度も笑いました。
ただ、タイムリミットになり窪塚洋介さんがカーテンを開けて朝日を浴びるシーンから
一気に全員が現実に引き戻されたような感覚は
メリハリがあって観ているこちらもシャキッとさせられるような気になりました。
門脇麦さんがラストシーンで出した結論は
結局身体で何度愛し合っても、全てを知って愛しあえるわけじゃないと、今迄を一蹴されたようで、
池松壮亮くん演じる彼の気持ちと朝の寂しさを思うと切ない気持ちになりました。
若い頃、よく夜遊びして始発で帰ったりしてましたが朝日が寂しかったなあとふと思い出しました。
見応えある作品でした。
脱ぎ損
裸の映画!!
思ったより、悪くない。
池松壮亮だから見たwただそれだけ・・
R18とありますが・・この題材を見て消化できる年齢は最低でも18歳以上でしょうか・・・。それほど、性に対しても深く考えさせられます。
男と女というより・・オスとメスにしか見えない・・。どちらが性行為の優位に立つのか・・相手選びから考えさせられます。キャラが濃すぎてw正直・私は誰ともしたくない気分に陥りました。実際、あんな倶楽部があったらあんな感じなんでしょうか?参加したことないし、わかりませんがw結構キツイ現実かもですね。池松くんの役どころは、結局麦ちゃんといい感じになったのに・・・まさか
フラれる形で終わるなんて、ビックリでした。あんなに愛し合った?のに・・結局、女性側からしたらあれは本気でもなく、遊び?欲求不満解消?ドラマ好きな私からすれば、若い2人がカラダから入ったけど、愛に目覚める?みたいな・・ハッピーエンディングを期待してしまいました。
でも・・・そもそも・・女子大生がニートな彼なんていらない?そこが現実的なところなのか・・・乱交パーティーに望む男女の目的そのものが根本的に違うのかと思いました。ただエロい作品とは違って、参加者たちの心理戦も楽しめました。全然エロいとは感じず、最後まで観れちゃいました、窪塚洋介さんのフランクな役どころはいつみても好きで今回も良かったです。ちょくちょく出てきてくれてよかった。あとは池松くんが出てなかったらこの作品は観てなかったかもです。もう少し、台詞多くても良かったのになー。ファンですがエッチシーン全然見れちゃいました。エロさを感じなかった。なんだろうな~この感じは・・・。
意味不明。
「演劇のようだ」という人がいるが、映画が映画を越えて演劇になる事を何故評価するのだろうか。そこを詳しく聞きたい。
この映画は、セックス大好きな連中がセックスをしまくる話。
全くその通りであり、それ以上深いモノを感じる事が出来ない。
密室の会話劇としてもテンポが悪くて興味が湧かない。
内容としては、中盤辺りで急にカップルが乱入してくるが、それがいらない。彼らのルックスを含め、ほんとソコだけ作品の雰囲気が崩れる。
ちょっと終盤まではつまらないが、そこから急にピッチを上げる。
朝になって窪塚がカーテンをバアーっと開けるけど、それはこの映画でには絶対に必要な場面だし、キレが抜群。からの店長の冷酷な目つき。怖い。てか何者。からの門脇麦の大どんでん返し。ビックリ。
終盤は満点ですね。話としても、演出としても。
窪塚が部屋の後片付けをしていて、拾ったコンドームを落とす場面。ここで窪塚にガキが生まれたのが分かる訳だけど、あの表情はいろいろな解釈が出ておもしろい。僕はその窪塚の心情をこう思います。「こんなとこで何やってんだ俺は...」。
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