007 スペクターのレビュー・感想・評価
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大満足作!!文句なし!長丁場に相応しいスケール、重厚、濃厚さ。見応え十分!!
本公開が待ちきれず、先行上映にて鑑賞。
オープニングから、ストーリーといい、ハラハラドキドキのアクションといい、もう十分堪能できた!!見所満載!!
無駄なシーンがほとんどなかったので、全く飽きることなく、長丁場なのに、あっという間に終わってしまった。
簡単に言ってしまえば、前作のスカイフォールが、グレイグ版集大成PART1で、本作は、PART2といったところ。
初見でもなんとかなると思うが、1から10まで楽しもうとするのであれば、最低でもスカイフォールは、見ておいたほうがより楽しめるのは、確かである。
本作、劇場鑑賞される方は多いと思うし、劇場鑑賞に値する超オススメ作!!
余計なお世話かもしれないが、見逃し厳禁、無駄なシーンなどないので、上映前のトイレは、必須!!たまたまかもしれないしが、なんかやたら多かった。せっかくの劇場鑑賞もったいないので。
サムメンデスさすが!
ダニエル・クレイグ版007をきっちりおさらいしておいての鑑賞だったために勝手に期待値が膨らみ過ぎていた感はあります。個人的な理由だけど−0.5点。
ここ2.3年で稀に見る上映時間の長さに驚きました。
これは盛りだくさんなのかなと思いきや、サクサクぶっ飛ばした編集ではなくきっちり丁寧な編集だったための上映時間でした。場合によっては退屈に感じてしまう人もいるでしょう。これで−1点。個人的には好きですけどね。
列車での格闘シーンは圧巻だった。
「食前酒は?」
から始まり突然格闘シーンに突入。
これがまた強敵。脳裏にはダークナイトライジングでのバットマンとベインの格闘シーンがよぎった。
ハラハラドキドキ。
そして「この後は?」で濡れ場。
正に食前酒から始まるフルコースのようだった。
砂漠での爆破シーンに関しては映画史上最も大規模な爆破ということでギネス記録に認定されたらしいのですが、実際にその爆破のカットを見るととても贅沢。レンズもそこまでワイドなものを使わずほぼ標準でしかもボンドとマドレーヌなめってゆーのがホントに贅沢すぎるカットだった。
前作の悪役を演じたハビエル・バルデムも素晴らしかったがクリストフ・ワルツはまた違った味を出していて良かった。こういったシリーズものでは悪役のキャラクター次第でもあったりするので、そういう意味ではダニエル・クレイグ版007は非常に評価できると思う。
総評としては万人受けはしないのかなという印象。やはり007は007ファン向けのような気がしました。
正直007のファンではないので…
これぞスパイ映画の原点。問答無用のアクション大作!!
【賛否両論チェック】
賛:世界規模の犯罪組織を相手に繰り広げられる、想像を絶する規格外のアクションに、ハラハラドキドキ必至。
否:展開はかなりのご都合主義で、ツッコミどころも多そう。前作の知識も、あった方がイイ。
さすがは007。その期待を遥かに超える桁違いのスケールで、観る者を圧倒してくれます。今回は、世界の犯罪組織を裏で束ねる〝スペクター”を相手に、ボンド達がスクリーンを所狭しと駆け回り、規格外のアクションを次々と繰り広げます。そんな中にも、スパイ映画特有の遊び心があったり、フッとコミカルな瞬間があったりと、飽きることなく楽しませてくれるのがステキです。
ただその分、ストーリーはかなりのご都合主義で、思わずツッコミたくなるかも知れません。ボンドが様々な女性を抱いていくのも、見方を変えればかなりチャラいとも言えますが(笑)、それを語るのは野暮というもの。痛快なアクション大作として楽しむべき作品です。
可能であれば、是非前作の「スカイフォール」をご覧になってから観ると、より楽しめると思います。
スパイ映画のお手本
ど派手なアクション、魅力的なガジェット、女性との出会い、敵との駆け引き、まさにスパイ映画のお手本と言えるべき内容です。
今作は全編通してアクションがものすごく、どうやって撮ったんだ!?って思う箇所がたくさんありました。ダニエル版ボンドの集大成ということで、制作側もやりたいことを全て盛り込んだのでしょうね。
その反面、脚本はこれまでの007シリーズを踏襲するようなもので、意外性などはあまり感じられません。良く言えば、007ファンならば大好き!と感じる脚本だと思います。
個人的には、人間ドラマに重点が置いていた前作のスカイフォールのほうが好みですね。
今作は良くも悪くもしっかり007的な映画だったとおもいます。
面白かったけど
期待を外しも超えもしない
冒頭が一番良かった。最初のつかみが凄すぎて、徐々に尻すぼみになっていったような感は否めない。とはいえ、予定通りのエンターテインメントを提示してくれたように思う。
画面の質感が何ともいい。歴史を感じさせる質感とでもいうのだろうか。今っぽい生々しさが全くないのがすごくいい。まぁ悪くいえば古くさい画質なのだが、それでいて現代的なアクションが展開されるわけで、それがよけいすさまじい印象を与えてくれる。
オシャレな演出がちらちら散見できるのも、期待通りというところか。
尺は長い。長すぎるかもしれない。しかしながら、それは無駄に長いわけでもない。あれを興行のために短くしたら駄目になってしまう気がする。だから我慢して見るべし。後半は特に長く感じるかも。
音もやはり伝統的に素晴らしいものを継承していた。期待通りの絵、期待通りの音、期待通りの展開、期待以上でも以下でもない。故に、パーフェクトな007なのかなー、それほど007を見ているわけではない自分が言うのもなんだけど。
時代に乗って
最高におもしろかった!!!
頭の先から最後まで見所満載!!ダニエルクレイグ版最高傑作!!!
集大成!
ダニエル版の総集編
やや厳しめにレビューすると
先行上映を観てきました!! で、結論。 先ず第一に、「シリーズを観ていない初めての方にこそこの映画を観てほしい」云々とうたっていたようですが、自分は100%この作品を楽しむならこれより前の3作品は絶対に観てから今作を観た方が良いと思いました。 観ていないと「?」と思う場面が多かったように思いますので。^^;(因みに自分は観ています。) と、言うのも主役クラスの女性の「お父上」(←この方がシリーズ1&2作にも出ていましたし)が今作の結構大事なポジションとして描かれていたような気がしたもので。
次に、最後の10分ぐらいはこの手の映画によくある終わり方だったのでそれがちょっぴり残念でした。 勝手に自分がもっと「お?!」って思わせぶりな終わり方を期待し過ぎていただけかもしれませんけど。^^;
最高!
オマージュ作品
まぁ期待通り
スカイフォール観てなかったけど
どこを切っても美しい、『カジノ・ロワイヤル』以降の作品を一つに束ねる圧倒的な大作
前任のMから密命を受けてメキシコシティを密かに訪れたボンドは大規模テロを阻止、手に入れた指輪とスカイフォールに焼け残った写真に隠された謎を解明すべくローマへと赴き巨大な犯罪組織の存在を掴むが、やがてそれは自らの過去との因果を辿る道程であることを思い知る。
冒頭に奏でられる”ジェームズ・ボンドのテーマ”の澄み切ったサウンドを背景にして浮かび上がる”The Dead Are Alive”。死者の日で賑わうメキシコシティから始まるオープニングはテンション漲るワンカット撮影。さりげなく『ブルーサンダー』リスペクトを滲ませるシーンを経て幕を開けるオープニングタイトル。物語を俯瞰するイメージをふんだんに散りばめながら、壮大かつ流麗なオーケストレーションをバックにサム・スミスが歌い上げる“Writing’s on the Wall”の歌詞をなぞる荘厳な映像。前作『スカイフォール』で圧倒的な映像美で原点回帰を果たし、タイトルに宿敵スペクターの名を冠した本作は堂々たる風格。そこに映る全て、耳に響く全てに半世紀以上に渡って積み上げた007シリーズの歴史が詰まっているかのような圧倒的な存在感。ソリッドなストーリー展開と切れ味鋭いアクションシークェンスに彩られた濃密なドラマで約2時間半の長尺を全く感じさせない完全無欠の大作。撮影監督ホイテ・ヴァン・ホイテマによる映像はとにかく全てのカットが精密で美しいので、オーストリアアルプスの雪景を堪能するためだけに鑑賞しても損はしないほど。さりげなく『カジノ・ロワイヤル』、『慰みの報酬』、『スカイフォール』をグサッと串刺しにするストーリー展開も鮮やか。制作スタッフへの感謝の念を丁寧に繰り返すエンドロールを眺めながら英国の気品とプライドが醸す余韻を堪能しました。
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