「改めて考えると異色作」007 スペクター 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)
改めて考えると異色作
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007ダニエル・クレイグ4作目。
前作スカイフォールと同じ監督ということもあって、やはりシリアスでハードな路線かと思いきや…
オープニングから長回しでグイグイと引き込んで行きド派手な爆破からのアクションなのだが…。
リアル&シリアスというにはかなり雑。そう、全編なんか大雑把なのだ。
わかりやすいジョーズのような悪役やら実情が全く見えない悪の組織なんかも。かつてのスパイ映画にあったようなラフさ加減。(アヴァンタイトルのエロ&妙な感じも)
そしてボンドが色恋優先してしまう行動もシリーズで何度かあったのを思い出させる。
敢えてこの路線にしようと狙ったのかそれとも天然に…?
膨大な製作費をかけてこの変化は勇気あるな~と感じた。
レア・セドゥがかなり好みだったのでその点は高ポイント!Qのベン・ウィショーの萌えシーンも多め。クリストフ・ワルツの爪の甘さが気になったが生理的にキツかった拷問シーンは良かった。
色々書いたけど007映画としては安定の面白さです。
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