「「後悔先に立たず」を教えてくれる」悪の法則 たぁ〜ちぃんさんの映画レビュー(感想・評価)
「後悔先に立たず」を教えてくれる
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経験した事は無いだろうか?
まぁ大丈夫だろう。何とかなるだろう。と思って手を出したら、とんでも無い目に遭ったこと(自分は何度かあります笑)。
本作はそれを最悪の結末[死]を持って教えてくれるのです。
会話劇という形を取りながら、前半は主人公に、「本当に悪の世界に踏み込むの?」「しくじると首切られるんだよ!」首切られた後めちゃくちゃにされた女もいるんだよ!」と、忠告とも警告とも取れる発言する登場人物たち。
後半は、「後悔先に立たずなんだよ」と諭してくれるカルテルのボス。
この不条理劇を、自分の過去の経験に置き換えて考えられない人、自分の思慮の浅さから恐ろしい目に遭った事の無い人は、ピンとこないかもしれませんね。
おそらく過去にヤバい経験が無いであろう事は、主人公の前半の緊張感も覚悟も無い顔を見れば明らか。
前半のある意味アホ面と後半のひきつりまくった顔の落差を見せてくれる、マイケル・ファスベンダーの演技は絶品!
何かをやる時は、必ず良い結果だけでは無く、最悪の結果を想定しておくべき!そのリスクを考えてから行動するかしないか決めましょう。という教訓になる映画です。
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