「ツマラナイ…」醒めながら見る夢 サケビオースさんの映画レビュー(感想・評価)
ツマラナイ…
まず、話の推進力が無い。
そもそも、設定が良くわからない。
世界観が理解できない。
何がしたいのかがわからない。
何を伝えたいのかがわからない。
脚本がヒドイ。
演出もヒドイ。
音楽の付け方も、素人にわかるレベルの低さ。
台詞当てがヒドイ。
古臭い台詞まわし。
みんな説明口調、の割に内容が伝わって来ない。
暗い。見た目も暗いが、内容も暗い。
緊縛とポールダンスて… なんでそのチョイス?それの何処に共感すればイイの?
みんな急に踊り出すし、なんなの?狂乱スギル!!
少しネタバレになるかもしれないけど、後半の演出。
あるキャラがピストル(←この表現もどうかと思うけど)を打つけど、次のシーンで倒れているのは全く別の場所にいる人。しかも、何故か川の中で寝そべっている。で、何も説明もないままに、ピストルを打ったシーンの続きに戻る。…さっきの別の人のカットは何なの?必要か?
一事が万事、そんな調子の演出が続くので、もう、何が何だか…
役者の演技もヒドイが、それ以上に作品としてヒドイので、逆に役者の演技の下手さは愛らしくすら感じるレベル。
役者の演技指導がヒドイんだろうなぁ〜。普段はそこまで気にならない松岡充ですら、気持ち悪いくらいに下手な演技になっている。
あるキャラクターが「もっと感情込めて!」と叫ぶけど、監督にこそ“感情込めて映画を作れ”と言いたい。
はぁ〜、2時間無駄にしました。
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