トリック劇場版 ラストステージのレビュー・感想・評価
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トリック=月光。ラストのラストにふさわしいエンディングだった。
仲間由紀恵に似た自称美人手品師
日本の商社がレアアースの採掘権を手に入れたが、現地住民が立ち退かないので、何とかしてくれという依頼が舞い込んでくる。
ヒンニュウの自称美人手品師(仲間由紀恵)と超常現象解明のスペシャリスト(阿部寛)の凸凹コンビが南国に飛び立つ。
内輪の小ネタが多く、好きな人にはたまらないでしょう。
独特の世界観が好き
つまらないが、それがいい
?!
●ラストが秀逸。
うーん
20140111 映画館にて。
TRICK ラストステージ。
タイトル通りに、ラストを飾る作品。
尻切れとんぼが多い作品の中、わりとまともにまとまったのではないかな。
話自体は、まあそんな映画にするような内容でもないんだけど…。海外だし、言わんとすることもわからないでもないし。実は、この映画で途中号泣してしまっていたし(笑)
というわけで、結構好きな作品と成りました。
パワーが落ちまくっていて、かなり無惨な感じがしました。
単体で見れば、そこそこ面白いと思うのですが、ずっと見てきた者とすれば、かなり不満です。
最初の頃と比べると、すべての面でパワーが落ちている。
最後の劇場版ということで、スケールアップするために海外にしたのだろうけど、海外は苦しい。
言葉が通じないから、得意の小ネタが使えない。
そのため、仲間内の身内ギャグだけになるから、かなりパワーダウン。
ここまでずっと見ている人は、身内ギャグには飽きているから面白くない。
それに「トリック」は、横溝正史さんの小説「金田一シリーズ」のパロディーみたいなところが一番面白いのに、南の島が舞台では、横溝正史さんの小説みたいな猟奇的な雰囲気が出せない。
敵の、能力者を語る人も、若い女の子(「ヘルター・スケルター」に出ていたモデルさん?)ではまったく迫力がないし、弱そう。
肝心のトリックも、しっかりしていなくて中途半端な感じ。
動機も、怨念とか、恨みのこもった復讐劇を期待していたのに、期待はずれでした。
それに、あたりまえだけど、仲間さんの美貌も、最初の頃と比べると多少落ちているのは否めないです。
最初の頃は、こんな綺麗な人が、こんな汚いアパートに住むわけないし、こんな馬鹿なことをする訳ない、というイメージを、あっさり壊すところが面白かった。
それももう慣れて、しかもその落差が少なくなってしまったので、やっぱりパワーダウン。
上田氏とのラブコメ的なところも、ちょっとだけ入っていたけど、最後なんだから、くっつく直前までいってもらわなければ困ると思っていたのに、平行線のまま。
原点に戻って、鬼束さんのテーマソングになったのはよかったけど、なぜ「月光」?
たしかに名曲で、一番有名、さらに原点というのはわかるけど、この曲は聞きあきた。(NHKの「のど自慢」でも、一番受かりやすい曲で、さんざん歌われた。)
新曲が無理なら、ドラマ2作目の「流星群」とか、3作目の「私とワルツを」の方が、本作に合っていてよかった。
「スペック」も同じような感じだったので、もしかしたら監督の才能が・・・ということなのかな?
*これを書いた後、テレビで「トリック新作スペシャル3」(12日放送)を見たけど、横溝正史さんの「犬神家の一族」のパロディーみたいになっていて、テレビの方が全然おもしろかった。なんでこうなるのか不思議です。
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