「3作の中では一番弱い」るろうに剣心 伝説の最期編 kalichan88さんの映画レビュー(感想・評価)
3作の中では一番弱い
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薫を助けようと海に飛び込んだ剣心は、浜辺に打ち上げられているのを自分の師匠に偶然(!)見つけられ、そこで飛天御剣流の奥義を学ぼうとする…。元陰の人斬りの志々雄真実の陰謀を止められるのか!
間延びしている。どうも惜しい。色々詰め込んである割りにつめが甘く、一番見たい1対1の殺陣も、そこまでの大人数死闘で疲れて長々しく感じてしまう。剣心の決め業や見せるところはきっちり見せてくれるのは嬉しい。実際、観ていて楽しかったのは左之助だった。「京都大火編」と続けて観たのが良くなかったのか?
今回気になったのは、京都の位置である。京都の病院に居るのに何故海辺があそこまで近いのか。どこの話なんだろう?まさか日本海?いや、琵琶湖?と疑った。そして京都と東京を歩いてそんなに行ったり来たりできるものなのだろうか。
キャラが死なないのも気になる。まず志々雄真実が最初に散々刺されて全身焼かれても死ななかったのは脅威だが、それ以外にもキャラ達は刺されてもなかなか死なないし回復は早いしでびっくりする。
呼び集められた10人の刀集みたいなのはどうなったの?1人2人くらいしか死ぬとこ観なかったけど…。
ほんっと、薫が前編で拉致られて海に蹴落とされるのは、話を進めるためのコマで、それ自体に何の意味がなかったとしか思えないのはモヤモヤするね。
1作目がとても良くて、2作目もまぁ面白かったので、ちょっと辛口に書いてみたが、楽しく面白いシリーズなのでオススメ映画ではある。
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