「「京都大火編」を観たあとの期待には届かず」るろうに剣心 伝説の最期編 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
「京都大火編」を観たあとの期待には届かず
クリックして本文を読む
「京大火編」では殺陣の見事さに惚れ惚れしたのだが、どうも今回はやりすぎに思えてしまった。刀を合わせるばかりで、本気で相手を斬る殺気がない。おまけに最後には、志々雄ひとりに4人でとっかかって、そりゃあずるい。むしろ、15分しかない志々雄はよく踏ん張ったもんだ。天晴れ、と言いたくなって来た。
すると、これまで流してきたきたことが、気になってくる。政府方針の不愉快、斉藤が伊藤と同席している不思議、軍艦だけで国を乗っ取ろうとしていることの軽さ、京都と浦賀の地理感のめちゃくちゃさ、明治に「陶芸家」などいるわけないだろ、あれ?剣心は胸を突かれていたよね?、、、、数多く。
だいたい、もう刀の時代は終わっているのだ。
あ、これを言っちゃあ、おしまいか。
コメントする