「お.....もしろかった けど。」るろうに剣心 伝説の最期編 猫は友達さんの映画レビュー(感想・評価)
お.....もしろかった けど。
まぁ、あいかわらず、素早い殺陣はさすがでしたね。
すばらしいアクション!!
絶賛したいところでしたが、作品的には
うーん.........。あと少し
期待が大きすぎたせいもありますが、なんでしょう?
「京都大火編」に比べると、テンポの悪さが
目立ちました。
前半の、剣心の師匠、福山さんとのシーンは
なんか、無駄にかったるかった。長い。
しかも、なんか違和感がありました。
演技力か、なんなのかわかりませんが、福山さん
作品に、合っていませんね、きっと!
好きな役者さんですが、なんか合ってない。
しかも、結構長いので、眠くなりました。
そして、中番からラストにかけてですが
話のもっていきかたが雑すぎ!
脚本で手を抜いたような印象すらありました。
激しい、乱戦の殺陣シーンは、実写版「るろうに」の
見せ場だと思いますが、浜での乱戦の
ロケシーンはなんか、ちゃちく見えました。
昼のロケシーンは、まずいと思います!
あまりライティングを、コントロール出来ないので
そこは脚本で、何とか時間帯を
どうにかすべきでしたね。
緊張感が、死んでます。いろいろ見えすぎ!
やるなら、せめて夕方か夜にすべき!
大人が、浜で刀ふりまわしてあそんでるふうに
見えます。
あと、クライマックスとなる黒船に乗り込んでいく
過程。なんかあっさりしてて簡単すぎです!
あんな、小舟で近かずいて乗り込めちゃうくらいなら
わざわざ、あんなデカイ黒船をひっぱりだして
沖に停泊していた意味がないですよね。
志々雄が、国取りをはじめる
と言っていたわりには、沖から大砲撃つのと
剣心の、処刑を政府に要求して
後、ただ待っているだけというのも、拍子抜け
というか、まったりしていると
いうか、変な感じがしました。
志々雄の目的は、明治政府を倒すことだったのに
なんか、剣心を倒すことが目的か?というふうに
すりかわってみえちゃうからでしょうかね。
志々雄の、描き方も中途半端になっちゃいましたね。
せっかく良い感じだったのでもったいない話です!
十本刀の皆さんも、さらに雑な扱いでしたね(泣)
そもそも、師匠に奥義を伝授してもらったのに
なんか、最後のクライマックスでの印象は
薄い気がしました。
志々雄強すぎ!! 4対1で余裕の戦いぶり
剣心の奥義の、強さが引き立たなくなってました。
かおるさんも、出番が少ないがため
なんか、ラストのシーンがしっくりこない!
存在感が今一つのままなので
消化不良気味!!
とはいえ、実写版「るろうに剣心」はお気に入り作品なので、大友監督には今後も期待したいです。
役者さんたちにも、楽しい一時を、ありがとうです!