「出し惜しみ感がある前編」るろうに剣心 京都大火編 作品に向き合うゆき平さんの映画レビュー(感想・評価)
出し惜しみ感がある前編
うん。普通におもしろい作品でしたね。
でも出し惜しみ感は感じる。
だけど、SPECとはやる気が違うし、堤監督に見習ってほしい上手い繋げ方。
最後のあの人の登場は配給側からのネタバレニュースで驚けなかったのが残念だけど後編に期待が高まります。ってかさ、公開前に発表はないだろ。
アクションはなかなか凄いですね。見せ方は個人的に前作の方が良かったけど今回も迫力ある見せ方になっています。後編は流れるカメラワークが結構使われていて見せ方としては後編に期待。
この監督、メリハリつけるのがあまり上手くないが、スピード感はなかなかのもの。同じようなカメラワークしかしない監督は見習ってほしい。ハリウッドもいつまでもボーンシリーズみたいなブレブレのカメラワークを使わないで見習ってほしい。文句なしに見せ方としてはハリウッドを余裕で越えてると思います。
キャストに入るけど佐藤健はもちろんだけど田中泯さんが一番の見所。
スタントマンも入れていると思うが、キレがあってとても渋く格好良かった。
相手役の伊勢谷友介さんも演技も動きも迫力が凄かった。
藤原竜也は、相変わらず熱い演技だけど今作はとてもハマってて執念さが出て魅力があったと思います。そのかわりに高橋メアリージェンはかなり存在感が薄くなっていた。
神木隆之介は、楽しんで演じている感があって良いね。アクションもお見事でした。
とりあえず、原作ファンも納得になっているような作品でもあり、純粋に映画が好きな方も楽しめる娯楽作品。見てない方はオススメです。
萌えポイント
まずは武井咲、役柄は合ってるかはわからないけど個人的には出演作品で一番可愛いく映っていて好きです。
もう一人は土屋太鳳。
この子、『鈴木先生』以来パッとしない役が多かったけど結構良いポジションをもらえて良かったね。
髪の毛、アクション、声と共に萌えました(笑)