劇場公開日 2014年8月1日

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「死んだものが望むのは生きているものの幸福でござる」るろうに剣心 京都大火編 サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0死んだものが望むのは生きているものの幸福でござる

2021年4月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

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興奮

続きまして「るろうに剣心 京都大火編」です。
シリーズの中で最も評価が高いので、ちょっと期待しちゃう。前回の敵は香川照之だったが、今回の敵は藤原竜也。まぁ、期待してしまうのも無理ないですよね笑

これめっちゃ面白い!
前回よりも断然今回の方が面白く、後編までも見たくなる最高のラストで非常によく出来ていた。

日本は新時代の幕を開け薫(武井咲)と共に穏やかな日々を過ごしていた緋村剣心(佐藤健)は、明治政府から剣心の後継人として政府に復讐企てている志々雄真実(藤原竜也)を殺して欲しいと頼まれる。

前回に引き続きアクションは一級品。
大迫力の戦闘シーンには相変わらず驚かされる。
しかも、前作よりも派手になっていて剣心だけでなく、様々な人が活躍するのでアクションだけでも見応え抜群。緋村剣心と斎藤一がカッコよすぎる!!!!

そして演者も素晴らしい。
前作からのキャストはもちろんのこと、今回から新しく追加された藤原竜也、滝藤賢一、神木隆之介、伊勢谷友介、土屋太鳳、田中泯など豪華キャストも生き生きとしている。
大勢にも関わらず、余すことなく登場するので前作と比べて人物背景がしっかりとしているため、一人一人のキャラが立っており見終わったあとはすごい満足感。

そして、評価が高い一番の理由はストーリー。
前回は詰め込みすぎていて原作未読だと「うん?」って思うことがあり微妙だったが、今回は二部作ということもあってか軸がしっかりとしており面白さも段違い。マジで前回何だったの?って感じ。最高の序章で後編が気になる脚本。ここまで面白いとは...舐めてました。

ただ、気になる点はいくつかある。
その中でも一番気に入らないのは「左之助」。
原作を見ていないのでよく分からないが、全くもってこいつの背景が描かれておらず自分勝手で世間知らずの馬鹿っぷりにはイライラする。全然共感できないし、かっこいいと思えない。強い感じもしないし、言ってることもめちゃくちゃ。後編で描かれることを願う。

いやでも、めっちゃ面白かったです。
伝説の最期編、楽しみだ!!

サプライズ