「神話のような哀しさと美しさ」そこのみにて光輝く sannemusaさんの映画レビュー(感想・評価)

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そこのみにて光輝く

劇場公開日 2014年4月19日
全140件中、12件目を表示
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神話のような哀しさと美しさ

なんと美しい物語。
神話みたいだと感じた。なんというか、ギリシア悲劇のようでもある。
のっけから暗くて重たい雰囲気が漂う登場人物たち。更に彼らは不幸、苦しみの連鎖に襲われる。物語が進むにつれ、不幸の深みが暴かれてゆく。

でも確かに、その中で達夫と千夏の慰めあうような愛や、家族を想う愛や、微笑ましい友情が、まさに「光輝いて」いる。
どん底の日常にも確かに光は差し、その貴重さゆえにますます輝きを増すのだ。

ストーリー的には割と唐突なのに、ふたりが惹かれ合う過程は余りに自然で説得力があった。
綾野剛の気怠さと熱さ、菅田将暉の無邪気さ、池脇千鶴の愛おしさ、役者が本当に素晴らしい。

不条理でやるせない、けして美しいとは言えない世界の中で、奇跡のように美しく希望萌え出ずるラブストーリー。
ふたりが労わりあうように愛し合うシーンがなんとも羨ましい。こんなセックスしたい。

sannemusa
さん / 2018年8月13日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:VOD
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