「イップ・マン 最後の戦い」イップ・マン 最終章 たぁ〜ちぃんさんの映画レビュー(感想・評価)
イップ・マン 最後の戦い
「イップ・マン 誕生」の監督による続編。イップ・マンは前作の青年イップ・マンを演じたデニス・トーから、アンソニー・ウォンにチェンジ。
イップ・マンは別シリーズで、ドニー・イェンの「序章&葉問」があり、時系列的には誕生→序章→葉問→最終章となります(番外編で「グランド・マスター」もあり)。
本作はイップ・マンの息子イップ・チュンから見た父の晩年が描かれるが、個人的には哀愁漂うアンソニー・ウォンの演技は素晴らしいが、体型がちょっと太りすぎかと...本人、胃が悪い人特有の体型でガリガリですから。
それはドニー・イェン版でも言えるけど、ドニーの素晴らしすぎる動きで見た目が似てない事を忘れてしまう(笑)
アンソニー・ウォンの動きも悪くないが、ところどころで攻撃の際に軸がぶれてるのが気になってしまった。
アンソニーが動けないのもあるのだろうが、本作は格闘よりも人間性にフォーカスが当てられており、そこは好みの分かれるところでしょう。
自分はイップ・マンの哲学思想、人間的な優しさのわかるエピソードの積み重ねを興味深く見れました。
ただし、イップ・マンの素晴らしさを強調するために、必要以上にブルース・リーを格下扱いする描写は気に食わないなぁ。
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