パージのレビュー・感想・評価
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お父さんがアクション俳優なみの活躍でビックリ
設定からしてお外でドンパチ大乱闘するかと思ってたら、こじんまりした籠城戦だった。
お父さんがアクション俳優なみの活躍でビックリ。真面目なセールスマンは一体どこであの格闘術を身につけたんだ。メイン武器の取手が付いてるショットガンがカッコいい。
ご近所さんが殺しに来るのが1番怖かった。あんなことがあったら、人間不信になってもう2度普通に付き合えないだろうな。
上映時間が短くて何も考えずに観れる。この勢いでシリーズ全制覇しちゃおうかしら。
うーん… 設定は良いんだけど…
低予算映画だから仕方ないんだけど、12時間だけ何もかも合法になると言う壮大な設定なのに舞台が家の中だけなのはスケールが小さ過ぎてがっかり。もっと街中や住宅街でのドタバタな様子が観たかったなあ。
あと他の方も書かれているようにツッコミどころが多すぎて「え? なんで? はあ?」が事あるごとに頭の中で連発されて置いてきぼり状態でした。
•金持ちなんだから普通はパニックルームぐらい家の中に作っておくでしょww セキュリティが甘過ぎてヤバい。 “富裕層エリアに住んでるからそんなの想定してない”とか… そんなわけあるかww
•なぜか子供がセキュリティ解除の暗証番号を知っている。
•12時間しか時間がないのにパージ集団はなぜそこまで1人のホームレスにこだわるのか。非効率すぎてお前ら本当は頭悪いだろww
•ホームレス撃たれてナイフで刺されて瀕死だったのにめっちゃ元気。いや普通だったらたぶん死んでるよ。
•娘の彼氏はなんで彼女のお父さん殺そうとした? 捕まりはしないけど、人の父親殺しておいて次の日からも普通に彼女と付き合えると思ったんだろうか。サイコパスすぎる。
・家族4人全員やたらどっか行く。お母さん勝手に動き回るし息子と娘は忍者かよってくらい消える。
•パージ集団のリーダー無防備すぎん?そんな堂々と歩いてたら殺されて当たり前田の前田さん。お前やっぱ頭悪いだろww
・ご近所さんもめっちゃ慣れた感じで人殺してるけど、みなさん職業ヒットマンか何かですか?
とにかくこんな感じのツッコミの連続で終盤は私の方が何もかもどうでも良くなってしまった。
普通だったらお金持ちなんだからシェルター作るなり地下に要塞つくっておけば良いんだけど、それだと話にならないからっていう時点でもう物語として最大限に矛盾してると思う。
もうちょっと脚本作り込めば絶対もっと面白くなるのに、もったいない作品でした。
スリラーにしても後味が悪すぎ
12時間だけ、犯罪をしてもお咎めなし、但し医療機関や警察も機能しないという話。突っ込みどころ満載で、鑑賞後も胸糞が悪くなること多すぎて支持できない。娘の彼氏、交際を説得しにいくのに何故か銃を持って行って、いきなり発砲。あり得ない。なら駆け落ちでもしろ。そのタイミングと追われてきた黒人を匿うタイミングが同時。あり得ない。父母に相談せずに、息子がその黒人を入れてあげるのもあり得ない。その後、謝りもしない。黒人に対しても、何とか逃がす方法を先に考えるのでは?黒人を差し出すのを途中で間違っているって気づいて、戦うことを選んだけれど。それでどうなった。自分たちが殺される危険性もあるし、何人も殺さなければならない。結局、自分たちも人殺しが好きなの?襲撃する方だって、パージが許されているから襲撃している。普段は、まともかもしれない。であれば、犠牲は少ない方がよい。
スリルとサスペンスを増幅するために、不気味な仮面を被せ、効果音と暗さで恐怖を煽る。最後には、近所の人が、恨みと妬みを晴らしに、最初のパージのグループを殺してしまう。その後、黒人が助けてくれたにしてもだ、その後の近所付き合いどうするの?殺しに入った人同士も、普段通りの人間関係に戻れるのだろうか。
こんなパージが、1回でも行われれば、成功した人は味をしめ、更に犯罪は増える。遺恨がある場合には、この日に復讐をする。罰せられないとなれば、「割れ窓効果」で犯罪は増えるに決まっている。次の年から行われなくなるだろう。だいたいにして、豪邸は侵入者に対して遠隔で人を殺すようなセキュリティシステムを作るだろうし、金持ち連中がゲーム感覚で人を殺し、金がある商店が貧乏人に略奪されるのがおち。道徳が腐敗すること請け合い。
でも、こんな映画が作られること自体、アメリカ社会がこのような社会に近づいているから。よっぽど病んでいるのだろうって思った。
【人間の悪性を、シニカル極まりない視点で描いた問題作。作品設定は醜悪であるが、怖かった作品。一番怖いのは人間なのである。】
■1年に一晩だけ全ての犯罪が合法になる「パージ」の日。
ジェームズ(イーサン・ホーク)は妻、娘、息子と共にパージの夜を完璧なセキュリティの家で平穏に過ごすはずだった。
しかしターゲットとなった1人の黒人男性を息子が家に匿ったことで、暴徒化した市民から命を狙われてしまう。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・暴徒化した市民には、パージ直前まで会話を交わしていた臨家の夫人もいる。
”貴方たちの資産を得た傲慢な姿が嫌なのよ!”
・ジェームズは刺され息を引き取るが妻、娘、息子を最終的に助けたのは、黒人男性だったというシニカルさ。
<作品設定は醜悪であるが、怖かった作品。一番怖いのは人間なんだな。>
反戦がメッセージの一部なのかな?
殺人等の犯罪が許される期間=パージの日=戦時中
そして、肉親を殺された等のマイナス感情は、戦時中のことだったから(パージ中だったから)、という理由では納得出来ないし、
終戦(パージ終了)を迎えた後も引きずるでしょう。例え戦争(パージ)によって経済が活性化されたとしてもそれでも良いの?っていうことかなと思いました。
最後のシーンの、夜が明けた明るい庭を暗い家の中から眺めてる3人が印象的でした。
おもろい
自宅PS4にて、U-NEXTで鑑賞しました。
スリラーとしては面白い作品だと思います。侵入者が家に入ってくる恐怖、隠れながらの戦闘、ドキドキしました。
息子の行動が全ての元凶ですよね。パージ反対派ということで、怯えた黒人ホームレスを家に入れたことが全ての始まりでした。
子供の一手で簡単に解除できてしまうシステムもどうなんですかねえ?
あとお父さんのせいで地域のたくさんの人から恨まれてたみたいですが、どんな悪徳なセールスしてたんだよって思っちゃいました笑一回見せて欲しいですね、地域の人も納得して購入したんじゃないのかな?そんな押し売りするようなタイプには見えなかったですけどね笑
パージって動詞なの?
そもそもチャーリーが悪いという意見も多いが(確かに余計なことすんなよ〜!と思ったけど)、何も悪くないのに襲われて殺されると聞いたら助けてあげたくなる。
なんだかんだきれいごと?言ってるけど、結局常日頃の妬みが原因で近所の人を殺してもいいんですよ、認めま〜す!というイベントなわけか。
どう考えてもおかしい。
後味の悪そうな作品なのに続編が出てるから、よほど人気なのかと思って観てみたが、やはり後味は悪かった(笑)
パージが明けて、いつも通りにご近所付き合い?
出来るわけないじゃん!
全ての元凶は…
息子のチャーリー。のっけから不気味なラジコンを動かし、母親を驚かせる見た目も不気味な息子。こいつがシャッター開けたから悲劇が始まったわけで、何でパージ制度の怖さをきちんと教えていないんだか。。そもそものこの制度で何で経済が豊かになり、犯罪率も低下してるのかはさておき、映画なのでということでだが、セキュリティ会社に勤めている割には家の防犯がショボすぎる。もっと非常電源があり、家の外でも中でも仕掛けがあってほしかった。見ず知らずのホームレスを家族を守るため、殺されるとわかってて引き渡すか、正義心に燃え、子供の教育のためにも、その後のトラウマにもならないよう、罪のないホームレスを助け、命懸けで悪と戦うか。究極の選択でもなく、前者だろう。仮面を被っていない悪のリーダーが最も仮面ぽい。
なかなか
B級悪趣味ホラーかと思って敬遠してたけど、まさかの社会風刺、家族愛もある映画とは。
単純思考回路かもしれないが単純で結構。
空気読めないお父さんが空気読めないせいで真っ先に死ぬのかなと思って見てたけど、本当に家族を愛する素晴らしいお父さんだったとは。
そして妬みという人間の悪意…
あの後は引っ越すしかないよな、あの家族。
期待はずれでした。
バトルロワイヤルのパクリ?
災いの元凶はバカ息子でしたね
家族を守ろうとしたお父さんの判断は
正しかったけどお人好し家族に
殺されたようなもんで全然
共感できなかった。
息子の正義
途中、イライラしてしまうところも多々あり。息子君が余計なことしなければ・・・。
なんて思ってしまった。
息子が勝手に助けた男性を(家族の命と引き換えに)外の殺人者たちに渡そうとしたとき、
家族が「パパは間違っている」と、主人公を責めた。
「でも、この人助けたら、家に侵入してきて殺されるやん」って、主人公は自分への信頼をなくしても
決行しようとした。が・・・悩むイーサンフォーク!!!
けれども改心して、自ら外の奴らと戦うことを決めた。
外の殺人者たちに巻き込まれなかったとしても、
もっと怖いご近所の人たちに殺されていたことを思うと
息子君が助けた男が、殺人鬼のご近所から妻と子供たちを救ったのだから、
息子君の正義が勝利だったってことね。
なんかふつー
一年に一度12時間だけ暴力や殺しが許される慣習「パージ」という設定は、インパクトがあり興味をそそります。
主人公の家族は、12時間のパージの発令と同時に、自宅を完全封鎖して凌ごうとしますが、ちょっとしたキッカケで外部の侵入を許してしまいます。
そこからは終始、暗闇の家の中をそわそわと歩き回り、敵と遭遇、逃げて戦うの繰り返しでした。
最後の結末も、なんかスッキリしないまま終わってしまった感じです。
殺戮の夜
一気に見れた。
エンドロールに流れるメッセージが強烈。大胆なブラックジョークに思える。
憂さ晴らしの1夜とでも言うのだろうか…あらゆる犯罪が許可される。
そんな設定に行き着いた過程にこそ興味があるというか…ちゃんとシナリオとして成立してた事に感嘆とする。
冒頭からそこはかと漂う不穏な空気がたまらなく気持ち悪く、いい感じ。
体験した事のない夜に相応しい。
人物の配置も見やすくて、パージを傍観してた立場からその渦中へと身を投じる展開とか、なるほどと唸る。
なんていうか、その最中に家族の誰かでもいいので解放される快感を少しでも表現していれば、より複雑で楽しかったのではとも思う。
続編が出来るのも納得の第1作目だった。
殺し損ねたご近所さん達と、今後どんな付き合いをしていくのだろうと不思議にも思うんだけど、引越ししないっていうのならば、それはそれで恐ろしい1年後が待ってる事であろう。
まぁ、とにもかくにも簡単に人が死ぬ。自分の欲望の赴くままなのだから、そらもう呆気ない。家族と他人を秤にかける展開とか中々にエゲツない。人の尊厳というか、品格というか理性というか…それらをいとも簡単に破壊できる銃という道具、そして対極にある暴力とか我欲とか…色んなものが暴かれる夜だった。
おそらくならばキリスト教は根強く支持もされていて、命の尊さなんかは普通に説かれているのだろうと推察する。
だからこそのパージなのであろう。
面白くなかった
⚠️ネタバレありです
まずなぜ息子が家のセキュリティーパスワード知っとんのやし、あとパージやのにホームレスを家に招き入れるなよ、あと家がでかすぎてホームレス全然見つからんし娘もどこ行ったかわからんしいつまでたっても鉢合わせにならんし、なわかイライラする映画やった
はい?
・娘や息子がバリケードを開けるのなんて想像できたはず。なぜあの部屋を開けっ放しにしてバリケードを解除できるようにしていたのか
・家族を守るために翻弄する父を「こんなの間違ってる」「自分を見たら」と言い放つ家族たち
……いやいや……何考えてるの……。
元はといえば、息子がバリケードを開けた、娘の彼氏がやばいやつだったからこの惨状が起きてるわけで……
自分たちの生き死がかかっている時点のに自分の家族よりも赤の他人を優先できる?
息子は終始パージに疑問を持っていたからまだしも、妻はちょっとにないですね
パージ賛成者の会のリーダーの「家族よりも大切?」に思わず頷いてしまった
・パパ死んで、最期の瞬間に寄り添う家族、「ごめんなさい」と謝る娘
娘は彼氏が最悪な人だったということ、父が彼氏を殺したということ、人質になったということで心神喪失になっていたから、突然我に返られてもという感じ
・家族が殺されかけるシーンで隣人の「私達から儲けておいて、完璧を気取って」みたいなセリフがありましたが、そんな描写ほぼなかったのでちょっとね…
・ホームレス男の気持ちはもっともなのであえてスルーで…。この人の立場ならそりゃそうするわって感じですからね
ただお腹結構切られてたのに反撃できるとか強いですね
・びっくり系が多すぎる。突然現れるとか大きな音とか!マスクの悪趣味さも相まって驚く!!
盛り上がりも馬鹿馬鹿しいところもない映画だった
パージ法のおかげで犯罪率、失業率が激減したとかいう設定。しかし、...
パージ法のおかげで犯罪率、失業率が激減したとかいう設定。しかし、失業率が激減した理由というのもパージ(浄化)によってホームレスなどの社会的弱者を排除していったためなのだろう。セキュリティがしっかりした家ほど狙われにくいなんてのも空虚な発想。貧乏人が黙っちゃいないだろうし、合法的なテロリズムなんてのも発生しそう。
ジェームズ(ホーク)は娘ゾーイ(ケイン)のボーイフレンドとの交際に反対していたため、その本人ヘンリーがパージ時刻前にゾーイの部屋に入り込み、ジェームズを虎視眈々と狙っていたのだった。銃撃は呆気なく、ジェームズに撃たれたヘンリーが死亡。黒人ホームレスが怯えるようにしていた。
やがてホームレスを追いかけていた殺人集団が家を取り囲み、停電させ、引き渡さないと家に侵入すると言う。ゲーム室まである豪邸だが、装甲車をぶつけてしまえばひとたまりもない。最初は引き渡そうとしていたジェームズだったが、考えが変わり、徹底抗戦を選択する。そして銃撃戦へと発展するのだった。
ジェームズは刺されて死んでしまったが、近所の人たちも応援にかけつける。しかし、その近所の人たちもセールスマンのジェームズを妬んでいたのだ。縛られていた黒人ホームレスが家族の危機を回避してくれ、パージ明けの午前7時を迎えた・・・
かなり後味の悪い作品だが、考えさせられる作品でもあった。
お父さんに泣いた
泣きました、お父さん可哀想すぎて。
家族を守るために、万全の警備システムでパージに挑んでいたのに、子供は家族団欒の食卓でも反抗期、妻はパージに対する不信感…。途中やらなきゃやられるシーンで、妻が「できない!できない!」って言うのがこう言ってはなんだが非常に鬱陶しかったです。いややらんと死んじゃうよじゃあどうすりゃいいんだよ、お父さんの気苦労は計り知れません。うーん良い代替案もない人間が感情論だけで家族に迷惑をかけていいものか。
結果お父さんが悪かった、一緒に戦おうとなって、お父さんだけ死にます。はい?
妻や子供達の善意で、何の罪もないホームレスはたしかに助かった。おめでとう。身代わりにお父さん死んだら意味なくね?
なんかもう大体子供のせいだと思ってしまいます。最後、妻が自分達を助けてくれたホームレスにたいして「ありがとう」と言います。
それが理解ができませんでした。助けてくれて、ありがとう?いやいや貴方の愛した男が死んだ責任は少なからずホームレスにもありますよ奥さん?
確かに彼は悪くない。だし助けてくれてお礼を言うのもまあ…うん。でもお礼の言葉に対してホームレスが「いや…」みたいな感じで黙って帰っていくのが気に食わないです。
せめて人様に命を助けて頂いて、君の方がありがとうでは??お父さん一人死んじゃったけど?このままではお父さんが報われないです。
なんだか消化不良なオチでした。
家族のため、そして本当に最後は人のために、優しくできたお父さん。彼のせめてもの弔いにこのレビューを書きました。
小さくまとまっちゃった印象
設定はとても良く、おもしろそうな雰囲気はありました。
ただ、小さい規模で物語が進んでしまったなーという印象。
登場人物一人のキャラクターをとっても何か雑。
彼氏や他の住民らは、殺害に至るまで怒るようなことかな...と。
イマイチ特有の法律を使いこなせてなく、ただただサイコパスな集団。
バックボーンも弱めで、あまり入り込めませんでした。
期待しちゃった分、マイナスな部分しか記憶にないです、、。
狂気の夜、剥き出しになる悪意。
"パージ" シリーズ第1作。
レンタルDVDで鑑賞(字幕)。
一夜だけどんな犯罪行為も許されるとんでもない条例が施行された近未来のアメリカで、「パージ」の夜を過ごすとある一家の恐怖に満ちた体験を描いたノンストップ・スリラー。
決して表面からは垣間見ることの出来ない人間の本性が剥き出しに。噴出した悪意が一家に襲い掛かりました。
誰の心にも少なからず殺意や羨望、嫉妬と云った感情が渦巻いていて、極限状態での発露は避けられないのかも。
底知れぬ恐怖は案外身近に転がっているのかもしれない。
※リライト(2022/03/02)
※修正(2023/07/12)
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