パージのレビュー・感想・評価
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The image visual of this movie reminds me a couple of movies like Dead silence, Annabelle,
■こんな人にオススメ
パニックルームとかThe strangers とか好きな人
レナ・ベディの目元が前々から整形っぽいと思ってる人
■こんな人にすすめない
ポスター画像から、ホラーを期待してる人
自分の家の防犯システムが大丈夫と思ってる人
■こんな時にオススメ
男性が一人映画楽しみたいとき
最近のイーサン・ホークを拝みたい人
遅ながら日本にもThe purgeの最初のが劇場にやって来ました!遅いけど劇場で見られる機会をありがとう!
映画はやっぱり劇場で見なきゃ語る資格はないと日頃思っているので、こうして少し古くても劇場公開があるのはありがたいです。
さてさて、主演のイーサン・ホーク。良いテンポで色々な作品出続けててすごい。バンパイアや、タイムトラベラー、最近では6才のボクが大人になるまででパパ役と様々な役やってるけど、今回も2児の父役。
大人女子はなに?Before sunsetとかのシリーズの彼が人気なのかしらー?私は作品的にガタカが好き。
確かに爽やかイケメンだけど、なんだかベン・スティラーのカッコいいバージョンて感じがしてならない、、、そう考えるとそんなに素敵感がない!?w
ユマ・サーマンとイチャっとしてた時代も懐かしいね
毎夏TOHOシネマズの恒例行事になりますように。
毎年日劇の夏の恒例レイトショー。この作品ももう見れないんだろうなー、と思っていたらこんな形で登場です。
簡単なプロット聞いたときから面白そうだな~、と思っていたけどやはり面白かった。
もうアメリカが狂った世界。一年間の24時間だけ殺人も何もかも合法で自由に狂気に走れるという状況がもうアブノーマル。
この設定を聞くとあらゆる人々がドンパチ殺し合いするのかと思いきや、成功者の一家族と、その要塞の一軒家をある事情により襲いだす狂人集団の攻防戦が主軸。オープニングのご近所さんの奥さんとの絡みから結末が途中で少し見えちゃうところが残念だけど、それを抜いても面白かったです。
日劇…これからもこのような落ち葉拾い的な作品を公開してくれますように!
カルトが導くディストピア
映画自体は割とオーソドックスなホラー風の演出で最後までそこそこ飽きさせない佳作といったところ。
この作品で気になるのはやはり『パージ』という設定そのものにある。一年に一度殺人を含む全ての犯罪が許される日。なぜそれが『パージ』と呼ばれるのか?
実はこれは弱者排除による社会浄化思想が背景にあることが劇中でほのめかされる。これを提唱した人物はアメリカの新たな建国の父と讃えられ個人崇拝の対象になっているようだ。また率先して『パージ』を支持し行動する集団は彼らが正装と呼ぶ似たような衣装を身に付けている。(白いワンピースの女性が一番分かりやすい。)これは一種宗教めいたものを感じさせる。これはアメリカ特有のマチズモや宗教右派勢力の影響力が増していることのカリカチュアだとは思うのだが、困ったことにこの価値観を肯定する見方も否定する見方も出来てしまうのが鑑賞後に一番悩んだ部分だ。
暴力と結びついた人種差別は現実のアメリカでは今でも大きな社会問題だし、オバマケアへの根強い抵抗へのように社会的弱者への自立の強要といった自由主義への強力な拘りもアメリカ社会の通奏低音だ。似たようなキナ臭さは日本でも目につき始めている。同じバイオレンスに溢れた映画でもマッドマックスなんかより遙かに危険な一本だと思った。
保守化する未来
イーサン・ホークは絵に描いたようなアメリカ的良き父親を演じる。子供も上流家庭の典型的御嬢さん、お坊ちゃん。犯罪がなくなる未来は古き良き価値観が定着する未来だという設定はストレートだが、新鮮さも感じる。
その代償としての何でもありの12時間の設定にはやはり、無理がある。暴徒が押しかける可能性があるならば、金持ちは私設の警備兵などを雇うはず。家族だけで戦う必要はない。何でもありの12時間を過ごすためには、いくらでも防御を堅固にする方法はあるはず。
結局、善意を当てにしている未来が描かれる。これも古き良き価値観のせいか?映画のストーリーは結局、人間の善意で命が救われるというのが基本。だから、未来も捨てたもんじゃないということなのか。
たぶん、人間の善意は何でもありの冷酷な暴力性と裏腹の関係にあることを示したい映画なのだと思う。それならば、殴って終わりという善意に満ちた終わり方よりも、殺す寸前まで暴力性を発揮してほしかった。
危機感が足りない
今夜は戦争だ! 戦争になったらどうなる?
一種のSFなのだけれど、アクションサスペンス映画ですね。
で、どっちで観るか、アクションサスペンスとして観ると、まぁ、普通の映画(そこそこドキドキハラハラする映画ってこと)。
ですが、SFと観ると結構おもしろい。
SFというのは、こんなことがフツーになったらどうななるんだろう、と仮定の世界で日常の感情を描くことに真骨頂がある。
ならば、この映画、意外といいのではないか。
1年に一晩だけ殺人を含むすべての犯罪が合法になる=戦争、と捉えれば、面白い。
対岸の火事と観てる(まぁ、防衛活動はしているけど)情況から、いつしか戦闘状態へ巻き込まれてしまう。
そんな情況になれば、ヒューマニズムなんて結構怪しい。
最後は、生きるか死ぬか、だからだからだ。
守るのは何なのか、命なのか、人間的同情心なのか。
まぁ、そんなことを考えさせられて、
「こんな挑発的な映画に考えさせられるとは・・・」
なんて思ってしまいました。
家が広いと大変ね。
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