パージのレビュー・感想・評価
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失業率 犯罪率 共に最低になったアメリカ。 年に1度、12時間全て...
失業率
犯罪率
共に最低になったアメリカ。
年に1度、12時間全ての犯罪が許される日
そんな日が設けられたアメリカ。
なんとも面白い設定だなと思った。
その1日に自分の内なる獣を自由に解き放つことによって1年を平和に過ごすことができる、と。
もしそんな制度が実際にあったら…
と色々考えてみてしまう、面白さがあった。
ただ、1つの家族に話がフォーカスし過ぎていて、いまひとつボリューム不足と感じた。
もっと広範な暴動を描いてもよかったんではないかなー。
設定は面白いけど家の中だけじゃ・・・
ミニレビュー
行動にリアリティがない
凡作
一年に一夜だけ、犯罪が合法化する日(パージ)がある2020年くらいの現代の世界。
その防犯システムがバカ売れして幸せだったはずの家族だが、息子がホームレスをかくまってしまい、パージ集団に狙われることに。
と、同時に娘の彼氏がパージ前に侵入してしまい、トラブルに。
最終的にはホームレスを狙っていたパージ集団は、別のご近所パージ集団に殺される。
幸せだった家族に嫉妬したご近所パージ集団はホームレスに不意をつかれ、殺されることはなく解放。
家族のために殺しまくって頑張ったお父さんだけ死んだけど、殺しはだめだと貫いた残された三人の家族は生きぬき、最後も殺しはしなかった。
よくも悪くもアメリカの色がでてるような作品でした。
ただ、用意されたテーマが面白いのに、あんまり工夫がないなーと思ってしまいました。
ミステリーとホラーの両立は難しいですね。どっちも中途半端な気がしました。
特にもったいないと思ったのが、娘の彼氏の役割がホームレスを家の中に逃がすためだけに死ぬということです。
家の中に二人も部外者が侵入してるんだから、あんな早く殺さないでもっと遊ばせたら内容面白くなったと思うのですが…。
この行為じゃあ報復合戦になるよね。
有利な強者が弱者をいたぶるのがパージ。
この法律がまかり通る時点で狂った世界なんだけれど、繰り返されてるから怨みは絶対減らないだろうし。
身を守れるのが金持ちの最低条件になりそう。
物語は終始イライラする展開で、観ている側もパージの世界観に染まり、家族一同殺られてしまえ!と物騒な事を思い始めてしまう(笑)
そう言う意味では、上手く作っていると思う。
が、恋路を認めて貰えない逆恨みで親父を狙う娘の彼氏から、仏心を出して追われている男を家に入れてしまう息子、非常事態にウロウロする色ボケの娘、パージ施行されて何年も経つのに身を守る練習も心構えもない夫婦。
そしてパージしにやって来た若者たちの馬鹿さ加減に、ご近所の面々(笑)
とにもかくにも、腹のたつ映画でした。
この映画をパージさせてほしい
もっと面白くできただろ 先が読める脚本がつまらない
ただただ胸糞悪いだけ
息子には終始イライラするし
伏線の張り方が下手すぎて、案の定あとから出てくると
先読めてしまう脚本も監督も無能
もっと内容盛り込める設定だろうに
最後まですっきりしないし、設定だけで引き付けられて
時間の無駄だった
実際星0.5ですが、キャストがいいのと、娘がかわいいから+0.5
設定は素晴らしいが胸糞悪い
12時間以内は犯罪が合法になるパージとゆう日の法律設定はすごく面白いと思った。
が、お父さんが生き残らなきゃいけないストーリーかと思ったらあっさり刺されて死んだ。
家族を守るためにとっていたお父さんの行動が正しいのか否かって感じで、最後に戦う選択をしたのはかっこよかった。
隣人が押しかけてきたときに、この人絶対殺しにきたろって最初のシーンのクッキー貰うところから感づいた。
最後も結局胸糞悪い気分で終えた。
殺さない選択をあそこでしたのならば、なぜ銃を持って戦うって選択したのだろう。
来年また襲われるぞって思う気持ちもあるが、あそこで殺さなかった理性を保てた母親すごいなと感じた。
色々感じるのもはあったが、こんなクソみたいな法律なくてよかったなと。
タイムが鳴る直前に隣人の女の顔面を殴った母親にいいね!ってなりました。
ラストでお父さんが助かっていたらもう少しスッキリした見終わり方でしたが、あのままお父さんも死んで、娘の彼氏もあってなく死んだ上に、よく考えたら彼女の父親を殺そうとしたあの年上彼氏クズでした。
楽しいとゆうより、なんだかとても恐ろしい映画でした。
見終えて胸がざわざわする映画でした。
ビックリ
パニックムービー見慣れてない私には怖すぎた
犯罪自由のパージ1時間前位から物語がスタート。
てっきり12時間のパージのラスト2〜3時間位がパニックなのかと思ってたら、早々にパニックパニック!
カメラワークも、絶対そこの影に人居るわー的な。分かってるのにチョー怖い。
主旨設定に惹かれたが・・・
めっちゃ怖かった
制度描写は丁寧だが話の展開は残念な作品。
パージ制度の描写は比較的丁寧。
「年1回全ての罪が赦される12時間」を設けることで秩序を保つ社会。
当該制度が及ぼす社会への影響を随所で描いている点は好感が持てました。
ニュース映像等が醸し出す暗黒卿の雰囲気も良かったのですが。
特に良かったのが制度に賛成する家は玄関口に青い薔薇を掲げる点。
制度導入から数年が経ち『制度に賛成しない家庭が集中的に狙われる』雰囲気が醸成された経緯も伺われました。
家長を演じるイーサン・ホークの覚悟を決めた後の活躍も良かった。
「ガトリング砲」的なゴツい銃を持ち自宅を徘徊する無法者共を躊躇無く虐殺。
“狩られる側”であった彼が“狩る側”に変わる。
その変貌ぶりに思わず拍手喝采、本作内で一番アガる場面でした。
惜しむらくは話の展開。
サンディン一家の“正しい倫理観”を担う一人息子。
役割自体は理解出来なくはないですが……非常に苛々する。
彼の言動は或る種の観点からは正しいのかもしれませんが。
パージが制度化された社会で生き残る、という観点からは不適合。
優先すべき家族の生命を危機に晒した上に自分で風呂敷を畳まない。
彼自身の成長に繋がる話は無く記号的な役割を果たすのみ。
単純に頭の足りない登場人物になっており終始苛々しました。
自宅内のゲリラ戦もイマイチ。
ジェームズ自信満々の防御システムも悪意の前では塵同様。
侵入後の対応策も無く、話の設定から想起される自宅内のゲリラ戦は殆ど楽しめませんでした。
広い自宅内のゲリラ戦であれば映画「サプライズ」の方が数段面白かったです。
…登場人物の設定を大きく変えないといけないですが。
相対する無法者(制度上は法令順守者ですが)も中途半端。
或る人物にあそこまで執着する理由は不明確。
無法者が跋扈する路上で、あの軽装も理解不能。武器もショボい。
全体的に残念な感じが拭えず敵役としての役割も不十分でした。
というか、あれだけ嫌な野郎共は真っ先に処刑候補になるのでは??
制度描写は丁寧だが話の展開は残念な本作。
自宅に籠城する動きが少ない本作よりは続編「パージ:アナーキー」の方が動きがあって面白そう。
近日公開の続編を楽しむためには本作も要チェック。
オススメです。
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