パージのレビュー・感想・評価
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殺し合いが好きな人向け
レナ・へディの出演作だったので観たものの、殺し合いで満たされた作品で、ゲップが出そうでした。
あと、殺しの武器にもセンスやこだわりを感じました。
でも、この設定の映画昔ありませんでしたっけ?
行動にリアリティがない
リアリティはないけど面白い設定だと思った。
それよりも主人公たちの行動のリアリティのなさが緊張感と相まってムカつきっぱなしだった。
バカで軽率な行動を取る姉弟。
真っ暗闇で素性の分からない男が一人部屋の中にいるのに単独でバラバラに動く家族。普通なら一つの場所に留まると思うのだけど…
イライラしっぱなしの90分だった。
防犯システムが最も簡単に突破される事にも驚いたのたし、設定の面白さを演出がダメにした作品の気がする。
とにかく弟は人として正しい事をしたのかもしれないけど、家族を危険に晒したと言う反省が見られず「てめぇのせいだよ!」と思ってしまう。
凡作
一年に一夜だけ、犯罪が合法化する日(パージ)がある2020年くらいの現代の世界。
その防犯システムがバカ売れして幸せだったはずの家族だが、息子がホームレスをかくまってしまい、パージ集団に狙われることに。
と、同時に娘の彼氏がパージ前に侵入してしまい、トラブルに。
最終的にはホームレスを狙っていたパージ集団は、別のご近所パージ集団に殺される。
幸せだった家族に嫉妬したご近所パージ集団はホームレスに不意をつかれ、殺されることはなく解放。
家族のために殺しまくって頑張ったお父さんだけ死んだけど、殺しはだめだと貫いた残された三人の家族は生きぬき、最後も殺しはしなかった。
よくも悪くもアメリカの色がでてるような作品でした。
ただ、用意されたテーマが面白いのに、あんまり工夫がないなーと思ってしまいました。
ミステリーとホラーの両立は難しいですね。どっちも中途半端な気がしました。
特にもったいないと思ったのが、娘の彼氏の役割がホームレスを家の中に逃がすためだけに死ぬということです。
家の中に二人も部外者が侵入してるんだから、あんな早く殺さないでもっと遊ばせたら内容面白くなったと思うのですが…。
この行為じゃあ報復合戦になるよね。
有利な強者が弱者をいたぶるのがパージ。
この法律がまかり通る時点で狂った世界なんだけれど、繰り返されてるから怨みは絶対減らないだろうし。
身を守れるのが金持ちの最低条件になりそう。
物語は終始イライラする展開で、観ている側もパージの世界観に染まり、家族一同殺られてしまえ!と物騒な事を思い始めてしまう(笑)
そう言う意味では、上手く作っていると思う。
が、恋路を認めて貰えない逆恨みで親父を狙う娘の彼氏から、仏心を出して追われている男を家に入れてしまう息子、非常事態にウロウロする色ボケの娘、パージ施行されて何年も経つのに身を守る練習も心構えもない夫婦。
そしてパージしにやって来た若者たちの馬鹿さ加減に、ご近所の面々(笑)
とにもかくにも、腹のたつ映画でした。
この映画をパージさせてほしい
もっと面白くできただろ 先が読める脚本がつまらない
ただただ胸糞悪いだけ
息子には終始イライラするし
伏線の張り方が下手すぎて、案の定あとから出てくると
先読めてしまう脚本も監督も無能
もっと内容盛り込める設定だろうに
最後まですっきりしないし、設定だけで引き付けられて
時間の無駄だった
実際星0.5ですが、キャストがいいのと、娘がかわいいから+0.5
設定は素晴らしいが胸糞悪い
12時間以内は犯罪が合法になるパージとゆう日の法律設定はすごく面白いと思った。
が、お父さんが生き残らなきゃいけないストーリーかと思ったらあっさり刺されて死んだ。
家族を守るためにとっていたお父さんの行動が正しいのか否かって感じで、最後に戦う選択をしたのはかっこよかった。
隣人が押しかけてきたときに、この人絶対殺しにきたろって最初のシーンのクッキー貰うところから感づいた。
最後も結局胸糞悪い気分で終えた。
殺さない選択をあそこでしたのならば、なぜ銃を持って戦うって選択したのだろう。
来年また襲われるぞって思う気持ちもあるが、あそこで殺さなかった理性を保てた母親すごいなと感じた。
色々感じるのもはあったが、こんなクソみたいな法律なくてよかったなと。
タイムが鳴る直前に隣人の女の顔面を殴った母親にいいね!ってなりました。
ラストでお父さんが助かっていたらもう少しスッキリした見終わり方でしたが、あのままお父さんも死んで、娘の彼氏もあってなく死んだ上に、よく考えたら彼女の父親を殺そうとしたあの年上彼氏クズでした。
楽しいとゆうより、なんだかとても恐ろしい映画でした。
見終えて胸がざわざわする映画でした。
ビックリ
こういうジャンル駄目なんですよw
くると分かっててもビクッとする…
だからあまり見ないんですけど、設定に引かれて。
なんだろう、もっと一方的な蹂躙だったり、もう無理だろ、とかいうやつから逃げ惑うたかと思ったけど、割と希望があったり逃げ道があったりと、話的にはちょっと肩すかしくらいましたね。
人がいきなりでてくるとかは、やはりビクッとしますが…
アナーキーに期待…!
パニックムービー見慣れてない私には怖すぎた
犯罪自由のパージ1時間前位から物語がスタート。
てっきり12時間のパージのラスト2〜3時間位がパニックなのかと思ってたら、早々にパニックパニック!
カメラワークも、絶対そこの影に人居るわー的な。分かってるのにチョー怖い。
主旨設定に惹かれたが・・・
[先に言っておく もしかしたら,馬鹿にしているような言い方をしているつもりは全く無い!って事を…]日本人には,やりそうに無い”12時間犯罪が合法になる!”なんて主旨の作品を見逃さない訳にはいかない❕と思って観たが、後の捻りも善かったが&(一寸設定に対しての)期待し過ぎちゃったかなぁ⁉︎ イーサン・ホークは好きだが、中身自体が主旨負けしてるんじゃないかな?もう一寸☆パンチ☆なるものが欲しかった❗️
めっちゃ怖かった
こんなにビックリするとは思わなかった。緊張感が半端なかった。とにかく怖かった。
久しぶり映画館でビックリして跳ねた。笑
内容は、薄いかもしれないし、何かを訴えてくるような映画ではないかもしれないけど、観てよかった。
全てが許されると、人は狂うみたい。途中、ゾンビゲームでもしてるのかと思った。だって「キーッ!」って言ってた。笑
殺人意外のことをする人も観たいなと思った。
自分だったら全てが合法となったら、何をするだろう。窃盗とかかな?笑
とにかく、怖かったぁ…
制度描写は丁寧だが話の展開は残念な作品。
パージ制度の描写は比較的丁寧。
「年1回全ての罪が赦される12時間」を設けることで秩序を保つ社会。
当該制度が及ぼす社会への影響を随所で描いている点は好感が持てました。
ニュース映像等が醸し出す暗黒卿の雰囲気も良かったのですが。
特に良かったのが制度に賛成する家は玄関口に青い薔薇を掲げる点。
制度導入から数年が経ち『制度に賛成しない家庭が集中的に狙われる』雰囲気が醸成された経緯も伺われました。
家長を演じるイーサン・ホークの覚悟を決めた後の活躍も良かった。
「ガトリング砲」的なゴツい銃を持ち自宅を徘徊する無法者共を躊躇無く虐殺。
“狩られる側”であった彼が“狩る側”に変わる。
その変貌ぶりに思わず拍手喝采、本作内で一番アガる場面でした。
惜しむらくは話の展開。
サンディン一家の“正しい倫理観”を担う一人息子。
役割自体は理解出来なくはないですが……非常に苛々する。
彼の言動は或る種の観点からは正しいのかもしれませんが。
パージが制度化された社会で生き残る、という観点からは不適合。
優先すべき家族の生命を危機に晒した上に自分で風呂敷を畳まない。
彼自身の成長に繋がる話は無く記号的な役割を果たすのみ。
単純に頭の足りない登場人物になっており終始苛々しました。
自宅内のゲリラ戦もイマイチ。
ジェームズ自信満々の防御システムも悪意の前では塵同様。
侵入後の対応策も無く、話の設定から想起される自宅内のゲリラ戦は殆ど楽しめませんでした。
広い自宅内のゲリラ戦であれば映画「サプライズ」の方が数段面白かったです。
…登場人物の設定を大きく変えないといけないですが。
相対する無法者(制度上は法令順守者ですが)も中途半端。
或る人物にあそこまで執着する理由は不明確。
無法者が跋扈する路上で、あの軽装も理解不能。武器もショボい。
全体的に残念な感じが拭えず敵役としての役割も不十分でした。
というか、あれだけ嫌な野郎共は真っ先に処刑候補になるのでは??
制度描写は丁寧だが話の展開は残念な本作。
自宅に籠城する動きが少ない本作よりは続編「パージ:アナーキー」の方が動きがあって面白そう。
近日公開の続編を楽しむためには本作も要チェック。
オススメです。
The image visual of this movie reminds me a couple of movies like Dead silence, Annabelle,
■こんな人にオススメ
パニックルームとかThe strangers とか好きな人
レナ・ベディの目元が前々から整形っぽいと思ってる人
■こんな人にすすめない
ポスター画像から、ホラーを期待してる人
自分の家の防犯システムが大丈夫と思ってる人
■こんな時にオススメ
男性が一人映画楽しみたいとき
最近のイーサン・ホークを拝みたい人
遅ながら日本にもThe purgeの最初のが劇場にやって来ました!遅いけど劇場で見られる機会をありがとう!
映画はやっぱり劇場で見なきゃ語る資格はないと日頃思っているので、こうして少し古くても劇場公開があるのはありがたいです。
さてさて、主演のイーサン・ホーク。良いテンポで色々な作品出続けててすごい。バンパイアや、タイムトラベラー、最近では6才のボクが大人になるまででパパ役と様々な役やってるけど、今回も2児の父役。
大人女子はなに?Before sunsetとかのシリーズの彼が人気なのかしらー?私は作品的にガタカが好き。
確かに爽やかイケメンだけど、なんだかベン・スティラーのカッコいいバージョンて感じがしてならない、、、そう考えるとそんなに素敵感がない!?w
ユマ・サーマンとイチャっとしてた時代も懐かしいね
毎夏TOHOシネマズの恒例行事になりますように。
毎年日劇の夏の恒例レイトショー。この作品ももう見れないんだろうなー、と思っていたらこんな形で登場です。
簡単なプロット聞いたときから面白そうだな~、と思っていたけどやはり面白かった。
もうアメリカが狂った世界。一年間の24時間だけ殺人も何もかも合法で自由に狂気に走れるという状況がもうアブノーマル。
この設定を聞くとあらゆる人々がドンパチ殺し合いするのかと思いきや、成功者の一家族と、その要塞の一軒家をある事情により襲いだす狂人集団の攻防戦が主軸。オープニングのご近所さんの奥さんとの絡みから結末が途中で少し見えちゃうところが残念だけど、それを抜いても面白かったです。
日劇…これからもこのような落ち葉拾い的な作品を公開してくれますように!
カルトが導くディストピア
映画自体は割とオーソドックスなホラー風の演出で最後までそこそこ飽きさせない佳作といったところ。
この作品で気になるのはやはり『パージ』という設定そのものにある。一年に一度殺人を含む全ての犯罪が許される日。なぜそれが『パージ』と呼ばれるのか?
実はこれは弱者排除による社会浄化思想が背景にあることが劇中でほのめかされる。これを提唱した人物はアメリカの新たな建国の父と讃えられ個人崇拝の対象になっているようだ。また率先して『パージ』を支持し行動する集団は彼らが正装と呼ぶ似たような衣装を身に付けている。(白いワンピースの女性が一番分かりやすい。)これは一種宗教めいたものを感じさせる。これはアメリカ特有のマチズモや宗教右派勢力の影響力が増していることのカリカチュアだとは思うのだが、困ったことにこの価値観を肯定する見方も否定する見方も出来てしまうのが鑑賞後に一番悩んだ部分だ。
暴力と結びついた人種差別は現実のアメリカでは今でも大きな社会問題だし、オバマケアへの根強い抵抗へのように社会的弱者への自立の強要といった自由主義への強力な拘りもアメリカ社会の通奏低音だ。似たようなキナ臭さは日本でも目につき始めている。同じバイオレンスに溢れた映画でもマッドマックスなんかより遙かに危険な一本だと思った。
保守化する未来
イーサン・ホークは絵に描いたようなアメリカ的良き父親を演じる。子供も上流家庭の典型的御嬢さん、お坊ちゃん。犯罪がなくなる未来は古き良き価値観が定着する未来だという設定はストレートだが、新鮮さも感じる。
その代償としての何でもありの12時間の設定にはやはり、無理がある。暴徒が押しかける可能性があるならば、金持ちは私設の警備兵などを雇うはず。家族だけで戦う必要はない。何でもありの12時間を過ごすためには、いくらでも防御を堅固にする方法はあるはず。
結局、善意を当てにしている未来が描かれる。これも古き良き価値観のせいか?映画のストーリーは結局、人間の善意で命が救われるというのが基本。だから、未来も捨てたもんじゃないということなのか。
たぶん、人間の善意は何でもありの冷酷な暴力性と裏腹の関係にあることを示したい映画なのだと思う。それならば、殴って終わりという善意に満ちた終わり方よりも、殺す寸前まで暴力性を発揮してほしかった。
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