「ひどい」パージ うそつきカモメさんの映画レビュー(感想・評価)
ひどい
設定の奇抜さで興味をひかれ、期待して見たのだががっかりした。もう少しお話を練り込んでから制作してほしかった。登場する人間が全然現実味なさ過ぎて、「あるわけねーじゃん。こんな話」という全否定の感想に落ち着いてしまった。
だって、余裕でパージの日を過ごす気でいた父親が、ほんの些細な計算違いで恐怖のどん底に突き落とされるという展開は、その落差の激しさが面白いはずなのに、始まりの余裕ぶりがあまりにも嘘くさくて、もっと焦っていてもいいはず。見ていてあまりの準備不足に、「余裕あったはずだよね?何してたの今まで」とツッコミたくなる。
パージの日が終わった後の人間関係も、もはや修復不可能な展開で、政策として大当たり、国の運営に無くてはならない慣習として定着するはずがないし。国自体存続できると思えない。パージで死んだ人は犯罪者扱いなのか、事故の犠牲者扱いなのか、疑問ばかりが沸き上がってくる。でも、また次のパージの日がやってくるということで、制作費を回収できれば、人を変え時と場所を変えていくらでも続編が作れてしまうではないか。
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