「スリリングなホーム・インベージョン」パージ MASERATIさんの映画レビュー(感想・評価)
スリリングなホーム・インベージョン
1年のうち、1日だけ殺人を含む全ての犯罪が許されている日があるなんて、正直異常すぎて想像し難い。そうすることで普段は犯罪がほとんど起きていないそうだが、肯定も否定もできない思いだ。
これは映画の話なので「凄い設定だな」と感じていればいいのだろうが。
さて、そんな世界観を持つ本作だが展開としてはホーム・インベージョンものである。設定だけ斬新でストーリーはかなり王道だ。しかしながらこの設定ならではの展開は当然用意され、「お前もか」と思わず口に出してしまうようなサプライズ的な展開などかなり楽しませてくれる。想像の範囲内の演出ではあるがそういう盛り上げてくれるような場面はジャンル問わずあらゆる作品に必要だと実感させられた。よって作品としては満足に近い。所々突っ込み所などがあるが、手元に置いておきたい作品だ。
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