「息子がクソ野郎」パージ marさんの映画レビュー(感想・評価)
息子がクソ野郎
トンデモ設定のシチュエーション・スリラー。
辛口レビューの多くにある通り、設定・演出もろもろ
冷静に考えればおかしい点はいろいろあると思う。
でも映像の緊迫感はハンパじゃなく、
少なくとも鑑賞中はハラハラドキドキ引き込まれる。
むしろ作中で一番気になったのは、
主人公の家族(特に息子)がクソ野郎ってこと。
お父さんは家族みんなが安全に過ごせるよう
できる限りの防犯対策をしたのに。
無責任な正義感から、家族を地獄絵図のなかに叩き込む息子。
恋に恋した挙句、謎の単独行動を繰り返す姉。
土壇場で血迷い、混乱をもたらす妻。
もうイーサンが気の毒で気の毒で。中盤以降はずっとイライラ。
って文句ばかり言ってますが、かなり好きな作品です。
むしろ続編の方が本番みたなので、そっちも楽しみ。
コメントする