「ありえないけど面白い!Google社の魅力全快ムービー」インターンシップ スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)
ありえないけど面白い!Google社の魅力全快ムービー
ショーン・レビ監督×「テッド」の製作陣に、ビンス・ボーン×オーウェン・ウィルソンW主演とあらば、相当お下劣な下ネタ全快のコメディに仕上がっているんだろうなと想像していましたが、意外にも下ネタ控えめで感動要素の強い爽やかなサクセスコメディに仕上がっていて、予想以上に面白かったです。
日本では劇場未公開だったようですが、決して未公開物にありがちなクオリティの低いコメディ映画ではなかったですよ。
まああくまでコメディなんで、現実的な内容では無かったですが、見終わっての後味は最高で、とても前向きな気分になれる映画でした。
ところでこの映画は、なにやらGoogle社の全面協力で製作されたんだとか。
ネット検索で何度もお世話になっていた会社ではあったものの、Google社自体がどんな会社なのかは全然分かっていなかった(興味がなかった)ので、内容とはまた別にGoogle社見学映画としても十分楽しめる作品でしたね。
まあ本物のGoogle社で撮影したとあらば、それはお得意のお下劣さも控えめになる訳ですよね。
でもコメディで全面協力とは太っ腹!そう言う懐の深い会社なんだなと言うのはよく分かりました。
しかし自由で楽しそうな会社だったなぁ、私のような凡人には縁のない会社ですが。
そんなGoogle社に職を失った中年営業マン2人が入社出来るか、って現実ありえない話ですが、ある種Google社PR的な映画でもあったでしょうから、こう言う会社っていいなぁと思わせるには、最高のサクセスムービーでしたね。
ビンス・ボーンもオーウェン・ウィルソンも口は達者だが完全なアナログ人間、そんな彼らが天才的な頭脳を持つ若者達とどう対等に渡り合ったのか、そんな様子はありえないけどついつい見入ってしまうほど興味深かったです。
Google社の実際のインターンもこんな感じで行われているのかな?
チーム戦だからこその醍醐味が、より感動に繋がってとても心地良い気分にさせてもらいましたよ。
アナログ人間あるあるな笑いも思いっ切りツボでしたね。
ちなみに主人公チームのイケメンメガネ君は「メイズ・ランナー」の主役のディラン・オブライエンだったんですね、見終わってから気付きました。