WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常のレビュー・感想・評価
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ウッディボーイズ
「ウォーターボーイズ」の矢口監督作。
矢口監督らしい安定した作風のコメディ。
ただ割と淡々とした流れなのは、原作が三浦しをんだからか。
それ故、少し無理のある笑いも入れてる感じ。
まさか手鼻をかむ伊藤英明が見られるとは。
でも彼の役は少しオーバーな味付けを感じる。
最後の別れのシーンはやり過ぎというか、なんか変。
それは長澤まさみや優香やその他のおばあちゃん達にも感じた。
染谷将太は演技としては一番気楽な役じゃないかな。
話の殆どが三重の山奥で、スタント無しなのは凄いです。
染谷や伊藤は本当にあのバカ高い木に登っているらしく、
長澤のバイクシーンも結構多くて感心しました。
祭りの場面でも、TBSのアナウンサーが実際に裸で出てるらしい。
演出ばかり語ってますが、
それだけこの林業というマイナー業界をクローズアップして、
いいとこだけじゃなく、嫌なとこも描きつつ、
山奥にしては美人が揃いすぎなんだけど、
痛快な娯楽作にしているのは見事だと思います。
見応えがある映画でした。
ストーリーは高校卒業して進路が決まってないよくある経歴の主人公がふとした理由で林業に1年間携わり、成長していくという話。
都会から来たということもあり、不安な人材として周りの林業の人々から最初は不安に思われていましたが、根性を見せることで少しづつではありますがやがて周囲から認められ、人間的に成長していく姿が見られます。
コメディあり、ドラマ性あり、そしてなんといっても長澤まさみが可愛いの一言に尽きる映画でごさんす!
鑑賞後、爽やかな気持ちになれる林業エンタメ作品。長澤まさみさんの魅力にもやられる。
三浦しおんの原作も面白かったが、映像化してもその面白さのレベルを維持しているのは矢口監督の手腕だろう。
頼りない若者が林業に従事する過程で、徐々に成長していく物語でもある。
淡い恋愛も絡ませた、邦画コメディの良作である。
<2014年5月10日 劇場にて鑑賞>
上質なコメディ撮れる数少ない名匠
面白かった。
ありがちなカルチャーギャップコメディかな?と思わす前半、だが後半に見事な映画的な飛翔を見せるところが流石の矢口史靖監督でした。
主演の染谷君はわかりやすい演技だと思ったけど、伊藤英明と優香の濃い夫婦がナチュラルに居そうな雰囲気ですごく良かった。西田尚美・マキタスポーツ・光石研など実に田舎に居そうな顔ぶれもナイス。(田舎に居そうにない長澤まさみはすっぴんっぽくて可愛いです)
林業に惹かれていく過程が主人公と観客の心がシンクロ。見事ですね。ラストで完全に持っていかれました。
ほんとツボ。
1度目は映画館で。2、3回目はDVDで観ていたのですが、今回4回目の鑑賞です。
何回観ても満足度100。(あくまで個人的な意見ですが笑)
最初のうちは思わなかったのですが、一歩引いた目で見てみたら印象に残っているシーンも意外と短く描かれていて驚きました。
細かい仕草や目の動きなど、分かりやすく人物の感情が表現されているため、短いカットでも印象に残ったのだなぁ、と。感服。
また観たくなるんだろうなぁ笑
笑って泣いた。
泣いて笑って久々の映画館いいなと感じた。思い返してみるとどこに泣く所があったのか?主人公の染谷将太君は今回初。どんな演技をするのかすごく楽しみだった。高校卒業、受験失敗した都会の軽い男の子を自然にそして自然過ぎ無く演じていて美味いなぁと。
直樹のあり方とか勇気との関係とか原作とは違ったけどそれが良かったかも。神去り村の大祭とかマジ笑えたし、細か細かに笑のポイントが多数。中弛みする所も無く面白かった!
クライマックスは下ネタ笑
樹々のにおい、森のざわめきが伝わってくる良い映画だった。人間の一生よりも長いスパンで、人間よりも大きなもの相手にした林業という仕事。100年前のご先祖さまの仕事のおかげで収入が得られて、100年先の子孫のために森を育成林の世話をしていく。自然という大いなるもの。神様がとても身近にいる。そんな日々を暮らす人々の精神性がとても丁寧に描かれていて、大きなストーリーの動きはないのに最後まで飽きずに観てしまえた。
日本人の精神性
コメディチックで軽妙な作品。
でも扱うテーマと脚本(原作?)に、太い芯を感じた。
特におむすびを供えるシーンに、日本人の精神性が表れていたように思います。
自然に敬意を払い、自然に育まれ、自然と共に生きる。
日本人が大切にしてきた「暮らし」が、キレイごとだけじゃなく描かれていました。
最後に一言だけ、優香がかわいすぎて辛い
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