「何でも終わるのは淋しい」バイオハザード ザ・ファイナル シネマニアV3さんの映画レビュー(感想・評価)
何でも終わるのは淋しい
ツッコミどころは、まあ多々ありましたが、4、5作目よりはずっと良いと思いました。というか、驚くことが今作は非常に多かったです!例えば、聖書を胸にアイザック博士の復活、それにぺこぺこしてるウェスカー、早すぎるキャラクター達の死、結末どうなるか、アリスの正体などなど....
アリスの正体に関してはどうせそんな大した答えじゃないんだろうとナメてたら、結構予想外でした。ポール監督、急にどうしちゃったの⁈wって感じです。
ミラはマジでカッコ良いです。(バイクチェイスと戦車上のアクションは神)他キャラも良いチームでした。ただ僕は敵キャラのアイザック博士が今作で大好きになりました!佇まい、隠れた黒幕感、アクションのキレ含め映画の中で1番良い演技しています。ホラー要素(音でビビるのが殆どではあるが)も復活しつつ、それでアクションも映像も進化してて見応えは充分!
ただ....突っ込むとこもあります。まずウイルス感染が始まったのは結局どこ?wあと前作のラストからハショり過ぎでしょ!強かったジル達がどうやって殺られたっていうんですか!!泣。そして新キャラに関しても扱いはやはり雑....僕ルビー・ローズは絶対死なんと思ってたのに...あとローラ泣(鑑賞済の方は察して下さい)。なんかトラップがそれぞれ誰々が殺られる為の役割感、今回で加わった設定も後付け感が少し否めなかったです。
まとめまで長くなってしまいましたが上記のダメな点も「惜しい」程度です(個人的には)。毎作日本の原作をリスペクトしてる要素がありました。何だかんだでハラハラして、毎作進化して、かっちょ良いミラが観れるスカッと映画「バイオハザード」が終わるのは淋しいです。しかし、希望のあるラストだったので良い締め方かと。良い所も悪い所も含めてソフト化したら見返したいですね。
76点!