劇場公開日 2016年12月23日

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「どこにも見所のない腑抜け切ったどうでもいいハナクソみたいなシリーズの大団円にやっと終わってくれたと胸を撫で下ろしました」バイオハザード ザ・ファイナル よねさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0どこにも見所のない腑抜け切ったどうでもいいハナクソみたいなシリーズの大団円にやっと終わってくれたと胸を撫で下ろしました

2017年1月29日
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鑑賞方法:映画館

ラッセル・マルケイ監督の3作目以外は全くつまらない同シリーズの最終作。物々しく始まる主人公アリスのモノローグでシリーズを俯瞰するダサいオープニングの後、48時間以内にラクーンシティに行かなければならない羽目になるも次の瞬間にもう12時間経過という杜撰なタイムスケール。ラクーンシティでは4作目から創設された日本人枠でご出演のローラさんが颯爽と登場するも特に見せ場もなくご退場。これといって意味もなく放り込まれる『帝国の逆襲』、『ロボコップ』、『ニューヨーク1997』等の微妙にダサいSFネタの後、これといった戦略もなく宿敵アンブレラ社の装甲車を迎え撃つアリスたちが繰り出す目がチカチカするだけのアクションシーンを眺めていると、後出しジャンケンスタイルの些細なドンデン返しリレーを経て、数千人しか人類が生存していない世界でなぜアンブレラ社が営業活動しているのかという長年の疑問への説得力に欠ける回答へ着地。ということでオープニングからラストまでずっと半笑いでこれっぽっちも怖くない困った映画でした。ちなみにエンドクレジット明けの一発ギャグまで観届けた観客は私一人だけでした。

よね