イコライザーのレビュー・感想・評価
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必殺仕事人
上映前に京本政樹さんの「必殺仕事人」と関連づけたトークイベントがあった。
確かに本作品には「必殺シリーズ」を彷彿させるところがある。
アクション作品を重ねる毎にどんどん強くなっていく感があるデンゼル・ワシントンだが、齢60を数えて演じた主人公マッコールは、今までの中で最強のような気がする。
普段はホームセンターで真面目に働く従業員で、不眠症の為、深夜に近所のカフェで読書するのが日課。
このカフェで良く顔を合わせるロシア系娼婦のテリーと知り合ったことから、彼の平穏な日常に変化が訪れる。
歌手になる夢を持ちながら、出口の無い日々を送るテリーが、ロシアン・マフィアに酷く痛めつけられたことを切っ掛けに、マッコールは封印していたもう一つの「顔」と「力」を解放する。
京本政樹さんが出演していたシリーズではないが、本作品を観ていると、「必殺シリーズ第2弾 必殺仕置人」のオープニングナレーションを思い出す。
「のさばる悪をなんとする
天の裁きは待ってはおれぬ
この世の正義もあてにはならぬ
闇に裁いて仕置きする
南無阿弥陀仏」
この主人公も「必殺シリーズ」のキャラクター同様「商売」で使う物、身の周りの物で悪を仕置きする。
そのスタイリッシュで容赦無さ加減も「仕事人」という感じだ。
原案・脚本・監督等の製作スタッフが「必殺シリーズ」を知っていたかどうかは分からないが、そのエッセンスを色濃く感じさせる本作品、続編、続々編の登場を期待したい!
デンゼル
これはデンゼルワシントンがすげ〜はまり役!
今までにない役どころで、非日常を普通に昼は仕事をして過ごして、夜はいつものカフェで小説を読みお茶をしてる、その役の為なのかお腹がぷっくり出たメタボリックな体型で演じ、それほど派手なアクションは無く殺しを極めてる元CIAの工作員、ガンアクションはなく日頃誰もが使っているそのへんにある物を武器にして敵を倒してと、見所いっぱいの映画に仕上がってる。
秒殺仕置人
結構グロいのでR-16指定です。
まずこの題名と予告編を見て思ったのは、
どこかのマフィアグループを一つ潰すぐらいで、
差別がなくなる訳でもないのに、
「イコライザー」とはちょっと大袈裟かなと。
「エンド・オブ・ホワイト・ハウス」もそうだけど、
いやいや、世の中そんな単純じゃないって(苦笑)
そんなちょっと現実離れした勧善懲悪な展開に、
リアリティーを持たせようとしたのか、
妙なところのディティールにこだわっていて、
前半は撮影の仕方とか、結構好きだったりします。
それが終盤になると、ちょっとクサイかもね(笑)
さてクロエちゃんですが、薄幸にはとても見えません。
「キャリー」の時もそうだったけど、
今回はヘイリー・ベネットと比べて見てしまうので、
実年齢と同じマイナーの役だというのは分かるんですが、
やっぱり心身共に健康優良児にしか見えません(苦笑)
夜更けにぼっち爺さんが行きつけのダイナーで、
まったりカフェラテ(紅茶?)飲みながらVAIO開いて、
16歳の売春婦と話したり、、、デジャブのような(苦笑)
劇中でVAIOが拝めるのもこれが最後なのかな?
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