劇場公開日 2014年10月25日

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「ホムセン必殺仕事人、デンゼル・ワシントン」イコライザー かせさんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ホムセン必殺仕事人、デンゼル・ワシントン

2023年10月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

幸せ

アントワン・フークア監督、デンゼル・ワシントン主演の大人気シリーズ第一弾。

【ストーリー】
マサチューセッツ州ボストン。
ホームセンターで働くロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)は、親切な人柄で店員からも客からも好かれていた。
ある時勤め先の常連客、娼婦のテリーナ(クロエ・グレース・モレッツ)が顔に打撲痕を作っているのを見つける。
歌手を夢見る彼女を心配していた矢先に、ヒモに暴力を振るわれて集中治療室送りにされたというニュースが。
怒りに燃えたマッコールは、彼女の元締めたちのところへゆき、たった29秒でその場の5人全員を殺害した。
部下が殺されたと聞いたロシアンマフィアのボス、ウラジミール・プーシキン(ウラジミール・クーリッチ)は、スペツナズ上がりの腕利きテディ(マートン・チョーカシュ)に下手人を探させる。
痕跡からさぐる現場での手際の鮮やかさは町のゴロツキなどではなく、その犯人が暗殺に精通した超一流の現場工作員である事を示していた。
一方のマッコールは、かつてDIA(国宝情報局)勤務時代のツテを回って、先にプーシキンの正体とテディの存在にたどり着いていた。
マフィアと繋がりのある刑事フランクを締めあげて拠点を吐かせ、マッコールはそれらを順に叩きつぶしてゆく。
活動の足がかりを奪われて激怒したプーシキンは、即座にテディへマッコール殺害を指示する。

イコライザーと聞いて思い浮かぶのは、あのレバーのたくさんついた音響機器という人も多いでしょう。
周波数を調節して一定に整える、直訳どおりの『均一化』の道具。
そんな機器の名で呼ばれてしまうほど、沈着に全てを遂行する主人公ロバート・マッコールを演ずるのは、立ってるだけで知的な雰囲気をかもすデンゼル・ワシントン。
今回も画面に映るだけで説得力を発揮する無二の存在感で、稀有なキャラクターを創り上げています。
敵対勢力のウラジミール・プーシキン役はウラジミール・クーリッチ、プーチンとヒョードルを足して氷を浮かべて水割りしたような役者さんです。
なんか強そうなので、呆気ない最期は勿体なかったかな。

テレビドラマあがりの企画。
町の必殺仕事人マッコール。
続編でも断然活躍して僕らを楽しませてくれますよ!

かせさん
talismanさんのコメント
2023年10月17日

この1、いいですよねー!

talisman