「とにかく長すぎ。」トランスフォーマー ロストエイジ ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
とにかく長すぎ。
上映時間が165分と分かった時点で、はぁ~と溜息が出るも、
監督M・ベイ、いつもの迫力で持たせてくれるだろう!と期待。
…いやぁ、しかしそれも今回は続かなかったようで^^;
さすがに中国へ向かう頃には、ぐたーっと眠気が襲ってきた。
もちろん何を観るのかで、興味の持続度は分散される作品。
だけどねー。中国資本は免れないにしてもあんまりだわ。
とはいえ、彼らオートボットにまた逢えた瞬間には喜びが漲る。
相変わらず好き勝手にやっておいて、助けられた恩も忘れて、
今度はオートボットを狩ろうとまでする、けしからん人間達。
こういうことをされても、まだ人間を救おうとするんだもんね。
申し訳なくて、涙が出てきてしまうぞ…
それにしてもマークはもう父親役、ってか、あんな大きな娘が
いてもおかしくない年齢…だったのねぇ(現在43歳)、彼自身も
9人兄弟の末っ子だけど、今じゃ4人の子持ち(知らなかった!)
というから、お父さんはガチで働かなければ!エライぞー(涙)
だからといって廃品業ってのもどうなんだい、と思ったけど、
(でないとオプティマスには出逢えないのは分かるが)
協力的な娘と妻の想い出を大切にしつつ、彼氏に檄を飛ばす!
っていう、さもありがちな描き方に終始しているのもご愛嬌。
だけど、その前半~中盤までのドラマ以降は、ただの繰り返し。
進んでいかないお話に、ディセプティコンとKSIの新種が登場し
ドッカン☆ドッカン☆やり放題。辛くも脱出して逃げ果せたか…
と思うと、これまた窮地で、ドッカン☆ドッカン☆の戦いまくり。
面白い迫力映像も、繰り返し繰り返し続くと…いい加減飽きる。
様々な大人の事情に溜飲の下がる思いの日本人の皆さまには、
嬉しい嬉しい♪お知らせ映像、ドリフトの声が渡辺謙だった!と
終わってから知った観客がどれほど多かったことか…^^;
(まぁ彼には、もっと重要な博士級のお仕事があったとはいえ)
嬉しいような…長かったような…でもまた観ちゃうだろうなぁ~
と思ってしまうのが実はこのシリーズ。
(キャスト一新した意味があるのか謎だもんね。次回はどうするの?)