「さすが、マイケル・ベイ。」トランスフォーマー ロストエイジ mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
さすが、マイケル・ベイ。
マイケル・ベイ監督の映画はとかく批判されがちで、もちろんのことながら賞の対象にはなかなかならない。が、僕はマイケル・ベイの映画、きらいではない。
シカゴでの戦いから数年、オートポットは人間から目の仇にされていた。
それは、悪魔のごときものと契約を交わしたCIAの先導であった。
しかもケルシー・グラマー扮する黒幕は、国防に命をかけている人物であった。
ここらあたりにマイケル・ベイの容易ならざる資質を感じる。
また終盤の舞台が中国になっていて、ほぼ戦場と化す。
これにもなんらかの意味があるように思われてならない。
CGの技術がどうというようなことはもはや挙げることもない。本作がCGのスタンダードとなるのだとしたら、これからはやはり映画作家の本質が問われることになりそうだ。
これは新3部作の幕開けだそうだから、あと2作、心して待つことにしよう。
コメントする