「難しく考えないこと」トランス 市松さんの映画レビュー(感想・評価)
難しく考えないこと
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物語のスピード感と視聴者に与える不安定感、それを助長させるような演出にのみこまれました。クセになりそう!
劇中劇(というか並行する時系列)が錯綜していく様や、物語の結末によっては好き嫌いが別れそうな気がします。
主人公に感じる狂気的雰囲気が静かなものであったのも、忘れたいと願いながらも死の間際に恐らく全てを思い出してしまったであろうことも、何だか悲しかったです。
結末のシンプルさに、それまでの猥雑な物語の進行と相まって、全身が脱力しました。
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