「兄弟の絆」ロシアン・ブラザー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
兄弟の絆
いつもCDウォークマンで音楽を聴きながら行動するダニーラ。レコード店では「ノーチラス」というバンドのアルバムにこだわっている。彼らのライブ映像もあるが、ロシア民謡とロックの融合のような音楽。労働者階級向けの歌詞だ。
兄にはダグラフ兄弟社を作ろうともちかけられるが、悪の道を突っ走る弟。軍隊上がりということもあって冷血無比の性格を如実に表す。「善人は殺さない」という信条や、ちょっとしたドイツ人の友人にも気を使う。
結局、兄との絆なんかはなかった。ダニーラよ、どこへ行くんだ・・・モスクワだけどさ。
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