「あの謎の超美人に関するストーリーはどこに消えたのか」マッキー お水汲み当番さんの映画レビュー(感想・評価)
あの謎の超美人に関するストーリーはどこに消えたのか
インド映画ですが、CGが濫用されていて、実写映画というより「蠅のアニメ」に実物人間をはめ込んだ、というような趣の映画です。
なにしろ主人公は、登場するやいなや蠅でも踏み潰すかのように悪党に殺されてしまい、蠅に輪廻するというのですから。
知性を持った蠅ならではの復讐の数々に笑ってしまいますが、それもこれもいわばマンガだからできるネタ。
いわば実写を交えた「蠅マンガ」なんですね。
なんの知力も必要とせずに単にワハハワハハと笑っていればいい、そういう映画でした。
ストレス解消には良いのかも知れません。
余談になりますが、映画始まってまもなく、敵役の悪党が射撃場でエロエロ超美人を口説くわけです。
その美人のエロっぽいこと。
それなのに、二人のサイドストーリーがまったくプツンと消えてしまったのが残念でした。
この時点では、主人公はこの超美人なのかと勘違いしたほどでして、逆に本物の主人公の女優さんは垢抜けません。
そういうのが良いという人には良かったのかも知れませんが、私にはなんだか燃焼不足に感じたのでした。
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