「最大の罪は」ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金 たぁ〜ちぃんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0最大の罪は

2014年3月31日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

「最も重い罪は問われなかった。それはバカだったことだ。」というセリフ通り、メインの3人が揃って脳味噌まで筋肉のバカで、彼らの単細胞っぷりを笑えるかどうかが、本作の肝ですね。

自分もマーク・ウォールバーグ演じる主人公と同じチーフ・トレーナーの経験があるので、前半の会員とのやり取りや筋トレ風景を楽しめました。
「プロテインは何グラム?」「アミノ酸は筋トレ後?」などのマニアックなセリフには爆笑!

主人公が成功者になる事にこだわり、バックに星条旗を何度か写しているので、監督のマイケル・ベイはアメリカン・ドリームを茶化しているようにも感じました。
ベイと言えば、音楽ガンガン爆発ドカンドカンだが、本作のような低予算(2400万ドル!)のクライム・コメディも撮れることに驚いた。
アクションは控えめなので、いつものベイを期待しないほうが良いですよ(おなじみの、役者を中心に360度カメラが回るシーンは有り笑)

タイトルの「ペイン&ゲイン」は、ノーペイン、ノーゲイン(痛みなくして得るものなし)という意味の他に、アメリカのボディービル界でよく言われる言葉なので、それにもかけてるんじゃないかな。
「筋肉痛なくて筋肥大なし」てことです。
筋トレマニア必見の映画ですね(笑)

たぁ〜ちぃん