「地味ながらサスペンスの連続」殺しのナンバー グッドラックさんの映画レビュー(感想・評価)
地味ながらサスペンスの連続
指令を暗号化し、短波放送する極秘放送局。
暗号作成係の女性が数字を淡々と読み上げ、何処とも知れぬ暗闇で受信したエージェントが乱数表で解読し粛々と実行するという、無機的でとってもアナログな世界の話。
冒頭のタイトルから不安をかきたてる作りで、すっかり引きこまれました。
ずいぶんレトロな邦題ねと思ったけど、意外に合ってるんじゃないかと。
地味ながらサスペンスの連続、面白かったです。音にもこだわりが感じられました。
第一線を外されたCIAエージェントが赴任した放送局、楽な任務のはずが…。ジョン・キューザックは組織の男が似合います。
暗号係のキャサリンは明るく魅力的。演じるマリン・アッカーマン、美しさはもとより、自然でキュートでとても良かったです。
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