劇場公開日 2013年6月22日

「地味ながらサスペンスの連続」殺しのナンバー グッドラックさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0地味ながらサスペンスの連続

2013年6月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

指令を暗号化し、短波放送する極秘放送局。
暗号作成係の女性が数字を淡々と読み上げ、何処とも知れぬ暗闇で受信したエージェントが乱数表で解読し粛々と実行するという、無機的でとってもアナログな世界の話。
冒頭のタイトルから不安をかきたてる作りで、すっかり引きこまれました。

ずいぶんレトロな邦題ねと思ったけど、意外に合ってるんじゃないかと。
地味ながらサスペンスの連続、面白かったです。音にもこだわりが感じられました。

第一線を外されたCIAエージェントが赴任した放送局、楽な任務のはずが…。ジョン・キューザックは組織の男が似合います。
暗号係のキャサリンは明るく魅力的。演じるマリン・アッカーマン、美しさはもとより、自然でキュートでとても良かったです。

グッドラック