劇場公開日 2013年12月28日

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「映像が綺麗で、コミカルなキャラ、そして良い音楽。他に何が要る?」魔女っこ姉妹のヨヨとネネ Opportunity Costさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0映像が綺麗で、コミカルなキャラ、そして良い音楽。他に何が要る?

2014年2月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

まず映像が綺麗。
全体的に淡い色使いの絵の中で
印象的な濃い色がポンと置かれて
見るべき所が分かり易い。
目の端に映る映像も丁寧で邪魔にならない。

肝心要の魔法・呪術も可愛くて格好いい。
ポンポン出てくる魔法にアイテムに心躍ります。

そしてコミカルなキャラ。
主人公のヨヨの表情、動きが非常に良かった。
何故ヒトは「ニシシッ」と笑うキャラに弱いのか。
何故ヒトは空転する手足の動きに弱いのか。
…私だけかもしれませんが。。

それから音楽。
コミカルでポップなものから
終盤のシリアルなものまで。
物語の邪魔をせず盛り上げる音楽で
より話に惹きこまれました。

正直、ストーリーラインは
若干呑み込み難い部分が無いわけではない。
あと、ご都合主義的な展開が受け付けない人がいるかもしれない。

しかし上記の良い点を踏まえれば
そんな欠点は気にならない。
笑って、アガって、少し泣いて。
もう他に何が要るの?という感じでした。

原作「のろい屋しまい」を読んだ方が世界観が掴み易いですが
読まなくとも十分話にはついていけます。

公開館数が少ない(東京だと新宿・お台場)のが非常に残念ですが
わざわざ観に行く価値はあると思います。

オススメです。

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Opportunity Cost