「いろいろ思い出した。」ぼくたちの家族 mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
いろいろ思い出した。
母親が重い病にかかり、家族が結束する。
我が家にもあったことなので、身につまされながら観ていた。
我が家は、僕が長男だが、劇中の浩介ほど僕はしっかりしていなく、流れに身を任せるしかない状態であった。その分ふたりの妹が頑張ってくれた。
母というのは家族の要である。家のことをいちばんよく知っている。家族のことがいちばんよくわかっている。
その母に倒れられたら、家族は立ち往生である。
映画では、母の治療をあきらめた病院に対して、自分たちで、セカンドオピニオンを求めて病院をまわり始める。
セカンドオピニオン。
耳がいたい話である。
石井裕也監督。若き巨匠の域である。
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