劇場公開日 2014年5月24日

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「映画館であんなに涙が溢れたのは」ぼくたちの家族 ぴぴさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0映画館であんなに涙が溢れたのは

2014年6月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

映画館で1人で鑑賞。
普段、感動作だと呼ばれる映画を見ても、心にぐっとくることはあるものの、涙をこぼしたことは記憶の限りでは、1度もない。
そんなに冷めた自分でさえ、この映画では気持ちが溢れて涙がボロボロこぼれた。

たぶん自分の境遇と少しだけ似ていて、映画に対して共感が深まったからなんだとおもう。
うちも映画の中の家族と同じく男2人兄弟の4人家族。自分の場合は、地元の山梨に出来の悪い兄がいる。昔から親には迷惑をかけっぱなしだった。しかも、兄弟そろって未だに結婚もしていない。幸いにも、うちの両親はまだ元気で暮らしているので、早く親に孫の顔を見せてあげたいという思いが、なんだかこの映画を見てさらに深まった。

術後に、父親と兄弟で「良かった」と安心するシーンにとても感動した。それ以外にも、いい場面がたくさんあった。生涯で好きな映画の一つとなった。

この映画を親に対して、特に母にすすめるのは抵抗あるが、兄貴にはすすめてみたい。彼が何かを感じとってくれたらと。
あまり普段会話しないから、どうやって話そうか考えてみる。

ただ、この映画、山梨ではまだ上映していないようですね。今後人気が出て上映されるようになることを期待します。

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