「男って…」ぼくたちの家族 りらとんさんの映画レビュー(感想・評価)
男って…
入院していた母が退院した日、父はお赤飯を買ってきた。そんなもの食べられる訳がないとからかうと、和室に寝転がり「俺だって大変だったんだ」と…初めて聞く父の泣き言だった。友の旦那も家が窮地に立たされた時にキャバクラの女の子とメールのやりとりをしていた…今まで見てきた男性像がすべてこの映画に写し出されていて笑った。泣くんだよね…男って…だから、優しくしてあげないと…笑顔で明るくしてれば、頑張っちゃうんだよね…男って…
いつかみたTwitterにバブル世代は「男らしさ女らしさ」があったと書かれていた。
エンドロールの制作に竹内力の名を観た時に腑に落ちた。
私達の年代には伝わるものが多いにあった。
私達より下の世代は、この映画がどう写ったのかな?
今私はそれが一番知りたい。
余談ではあるが、長男の引きこもりについて、もう少し背景を描いて欲しかったかな?母親が自分を思い出してくれ、褒めてくれて奮起したのはわかるが、なんとなくひっかかったままなのだ。
もやもやする~
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