「現実味があるセリフと描写。良作。」ぼくたちの家族 9603さんの映画レビュー(感想・評価)
現実味があるセリフと描写。良作。
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やはり、良作だった。
母の病気でお涙ちょうだいではなく、現実味があるセリフと描写にリアルさを感じた。
どこにでもいるよね。こういう家族。だからこそ、自分自身に置き換えて考えるし、家族と話すきっかけになる。
笑わそうとするのではなく、笑っちゃうぐらいの占いのシーンでの黄色や数字。
変わるんだと決意した坂の上でのシーン。
グッときた。池松くんと妻夫木くんの兄弟が最後には本物の兄弟に見えた。
バカだけど頑張ろうとしてる弟。
全く頼りにならない父。
引きこもった過去を引きずりながらも変わることを決意した兄。
病気になっても家族のことを思う母。
愛しすぎるよ。この家族。
最後にタイトルがでたのはなんかわかる気がする。最後の最後に、家族になれたと思うから。
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