「家族に乾杯」ぼくたちの家族 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
家族に乾杯
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久々に2度目の鑑賞
原作未読
元々のタイトルは『砂上のファンファーレ』だったが映画化で同じタイトルに改題された
原作の母親は病気で亡くなっている
家族の物語
父親役に長塚京三
母親役に原田美枝子
長男浩介役に妻夫木聡
次男俊平役に池松壮亮
父と母は山梨の自宅に住んでいる
父は会社を経営しているがうまくいってない
自宅のローンや経営難などで多額の借金を抱えている
長男は元引きこもり
独立して東京で働いている
孕っている嫁・深雪(黒川芽衣)がいる
嫁は自分で自分を深雪という
次男は大学に行っていない大学生
3人の中では一番しっかりしている
母が余命一週間の脳腫瘍と診断された
病気の影響で認知症のような状態になる
諦めたくない家族は母のために奔走する
実は脳腫瘍ではなくリンパ腫だった
浩介の職場の上司役にユースケサンタマリア
俊平のバイト先のバーの常連客京子役に市川実日子
リンパ腫かどうか検査入院してくれる病院を紹介した医者役に鶴見慎吾
検査入院を受け入れた医者役に板谷由夏
インディーズ時代からポンコツな人々を描くことに関しては定評がある石井裕也監督
だけど彼に悲劇は似合わない
だからラストは一応ハッピーエンドになった
病院の待合室で母親が話をするわけだがそれを3人が聞いているシーンが印象的
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