「我輩はディノである」パリ猫ディノの夜 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
我輩はディノである
オス猫のディノ。
昼は失語症の少女の飼い猫、そして夜は…。
アカデミー賞にもノミネートされたフレンチ・アニメーション。
ジャパニメーションやハリウッドCGアニメとは違う洒落たセンスの映像。
独特で、特に夜間のシーンは美しく、また手描きの温もりも感じさせる。
アクションやサスペンス、ディノの“夜の顔”はルパン三世を彷彿させた。
失語症の少女の心を開く。
自然とあの台詞が浮かんだ。
「ディノはとんでもないものを盗んでいきました。少女の心です」
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